Halloween Trick or Treating 2021
今年は、コロナ禍ではありますが、みなさまのご希望にお応えし、
ハロウィンイベントを開催しました（10月17日）。
一昨年までは、毎年室内でのイベントを行っていましたが、感染防止も考慮し、
初めて屋外でのイベントに挑戦！
今年はちょうど10月にムロランアートプロジェクトが中央町で開催され、
室蘭駅周辺の歴史的建造物に展示されたアートをめぐり、まち歩きをしようという企画がありました。
以前から教室のハロウィンイベントとして、外回りのトリックオアトリートをやってみたいと考えていたところに、コロナ禍ならではの外イベントとしてのチャレンジ、アートプロジェクトさんのまち歩きとコラボできる状況から、中央町でのまち歩きハロウィンイベントをしようと新企画に挑戦！
今回は中央町の商店街にあるお店6店舗にご協力いただき、アートプロジェクトさんの会場2か所も併せて、計8か所を回り、各所で英語のクイズに答えながら、トリックオアトリーティングしてまわりました。
ただ、オヤツをもらいにまわるというわけではなく、楽しく英語教室らしい、英語の実践トレーニングになるTrick or Treatingの企画。
教室の生徒たちみんな一緒に、他学年がチームを組んで、幼児から小学6年生までが、一緒にミッションをクリアしていくという形式に挑戦。高学年の子たちにとっては、ただオヤツをもらいにスポットを回るだけでは、簡単すぎるので、3つのミッションを追加。
①英語の道案内を解読し、正しい順路でまわる。
②各スポットで英語クイズに答える。
③チームをまとめ、低学年をサポートする。
またさらに、6年生・中学生の希望者は、先生に代わって、各担当スポットで、英語クイズを出すというミッションを遂行しました。遙々札幌からも助人で卒業生が手伝いに来てくれました。
先生役の子たちは、自分の英語を理解してもらうために、それぞれ施行錯誤していたようです。
始めは、慣れていなくて、照れがあったり、自信がなかったり。声が小さい、もごもごと発音がクリアでないなど、自分の英語を聞き取ってもらえず、苦労した子たちもいるようです。そこからどうすればいいのか、途中で先生に相談した子もいました。きっとどの先生役も始めはうまくいかなかったことでしょう。でも、任務を任され、何とかしなければならない状況の中、たくさん考え、努力工夫をして、それぞれにレベルアップしてくれました。
まさに、私がみんなとやってみたかった、レッスン外でのコミュニケーション能力アップのトレーニング、それぞれに成長してもらえる機会になりました。
それぞれに大きな成長ができたハロウィンイベント、そして、これまで以上に楽しかったという声の聞けた、ハロウィンイベントとなりました。
また、来年も、同じ形式でブラッシュアップしたTrick or Treatingを開催したいなぁと思います。
寒い中、ご協力頂きました、保護者の皆様、誠にありがとうございました。
【実施内容】
5チームに分かれ、高学年をリーダーに英語の道順指示を解読しながら、指示された順に8か所を回る。スポットにちなんだ英語クイズに各所で答え、正解してからTrick or Treatでオヤツをもらう。
高学年・中学生はスタッフ役として、各所で英語のクイズを出題し、英語コミュニケーションの実地トレーニングとして学習する。
【ご協力頂いた8か所】
①旧丸越山口紙店 ②丸十青果今井店
③ぴんくのパんだ ④イズム
⑤りこう堂 ⑥旬菜ダイニング福わらい
⑦平林紙店 ⑧中央町たのしま横丁
【実施を終えて】
参加した子供たちは、それぞれの課題に挑戦、達成したことで、1歩成長する機会を得ることができました。アートプロジェクトさんのご協力により、普段は入ることのできない旧丸越山口紙店へ立ち入り、歴史建造物やアートに触れる機会にもなりました。また、足で中央町を歩くことで、中央町を身近に感じる機会、新しいお店を知る機会にもなりました。微力ながら、子供たちと中央町をつなぐ機会にすることもできたと感じております。スタッフとして参加した学生たちも、自分の英語を小さい子供たちに理解してもらうためにはどうすればよいかと、試行錯誤しながら自ら考え、コミュニケーション力の向上への貴重な学習の機会を得ることができました。ご協力頂きました、皆様へ心よりお礼申し上げます。
