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今週は年度末レッスンが続いています。
今日はPAの拡大レッスンで、ディベート練習会を行いました。
ディベートはほんとに思考力も発表力もつくし、みんなやりたい!というので、じゃあ、よし!ディベートだけの会を作ろう!ということに。
教室には入りきらないから会館を借りて。
今日はAREAを使ってスピーチをしてみよう、をテーマに3つほどエクササイズをしたあと、2ラウンド行いました。
AREAとは簡単に言うと
Assertion:立場を述べる(賛成、反対)
Reason:理由
Example:例
Assertion:立場を述べる(もう一度)
話をわかりやすく伝える手法のことです。
英語では基本スピーチをするときにはこの形で述べますが、日本語でもこの型を使うと話がすっきりしてわかりやすくなるのです。
結論を先に言うのが肝です。
最初、アイディアが出ない!と言っていた子たちも、だれかが話すのを聞いて「言いたい!」と変わってゆきます。
これこそ一人ではできない学び。
今日AREAエクササイズをしたあとのラウンドであがった立論や反論の一部です。
【宿題は必要だ】
賛成:将来、宿題ではなくとも、決まった期日に提出をしたりすることがある。そういう習慣をつけることは大切だ。
反対:宿題がないことで、時間ができる。自分の好きなことや、夢を持ち、そこに時間をかけることができる。
【テストは必要だ】
賛成:テストがあると達成感が持てる。目標に向かって努力して、結果が得られると達成感が持てるから。
反論:いや、逆に低い点数を取ると達成感が持てないのでそうとも言えない。
なぜテストが必要なのか、ということも例をあげてしっかり言えていた生徒さんもいて、しっかり論点になるなあという立論が2回とも生徒から出てきていて、生徒たちの高いポテンシャルを感じました。
今日は生徒にもジャッジをしてもらいました。
ふつう生徒さんはディベータ―だけですが、ジャッジをやると俯瞰的に議論を見ることができるようになります。
ジャッジの仕事はとても忙しく頭を使いますが
今日ジャッジをしてくれた生徒さんは二人とも理路整然と整理されたジャッジができていました。
スピーチが終わった後にジャッジを相談して、すごく納得のいく判断をしていてとても頼もしかった。
とにかくディベートを好きになってもらうことが良いことだと思っています。
どんどん意見を言っていくうちに論理性や流暢性は身についていくので、最初からうまくやろうとしないで(ここ、ポイントです)とにかくたくさんやってみよう、というのが小学生ディベートの目的です。
そして今日、ディベート中は意見をすべてメモ取ってジャッジする頭で精いっぱいで、スピーチ写真は一枚も取れませんでした・・
生徒さんのジャッジメモを添付しておきます。
ご参加いただいた生徒さん、ありがとうございました。とっても刺激的で、とーっても楽しかったです!
今年1年、ありがとうございました。
来年もまたみんなと学べることに、すっごくワクワクしています♪