Hello everyone! How’re you doing?
こちらは昨年の4月から通っている1年生の男の子。最初はアルファベットから学び始めましたが、今ではたくさんの英単語を文字を見ただけで素早く読めるようになってきました。ものすごい成長です。
PFクラスでは、レッスンでたくさんの3文字の単語を学んでいきます。絵を見て発話したり、文字だけを見て発話したりして学んでいきます。その中で、「単語の最初に”V”が付いていると唇を軽く噛むように”ヴ”と発音するんだな」とか、「単語の最後が”T”で終わっていると最後”トゥ”と発音するんだな」など、感覚的に、また実践的に理解していきます。これが英語の綴り字と発音の関係「フォニックス」というものです。これが身に付くと、これからたくさんの単語を簡単に読めるようになり、読解力や表現力にもつながっていきます。
語彙力は英語力の基本です。レッスンを通して、さらに子どもたちの語彙力を育んでいきたいと思います。
PAクラスではディベートの練習があります。
先日のテーマは、“Should video games be banned?”「ゲームは禁止したほうがよいか?」でした。自分の意見を言う前に、動画で外国の子どもたちの意見を聞いたり、客観的にそれぞれの良いところと悪いところを考えたりと、しっかりと準備をします。テキストには、意見を言うために使えそうな単語や文章の見本もたくさん載っています。子どもたちはそれらをもとに自分の意見を考えます。
この日の2人の意見を聞いてみると、2人とも
“I don’t think video games should be banned!” ゲームは禁止しない方がいいとのことでした。理由は、ゲームは面白いし教育的なものもたくさんあるからとのこと。互いに“I agree!”と賛成し合っていました。子どもたちの意見にわたしも納得でした。確かに最近のゲームって楽しいですよね。何事もやりすぎなければ、決められたルールの中で楽しむのはいいですよね。
こんな風に、子どもたちはディベートの仕方を学んでいきます。意見が分かれたときもまた面白いんですよね。わたしにとっては、それぞれの子どもの考えが聞ける楽しみな時間でもあります。また次回のディべートが楽しみです。
写真は火曜日のPFクラスの様子です。こちらのクラス、昨年はずっと生徒さんが1人でした。ですが、今年の1月からついに2人に!2人はすぐに仲良くなりました。
やはり仲間がいると、レッスンに自然な交流がたくさん生まれます。女の子が物を落としたとき、男の子が拾ってくれました。すると2人は、”Thank you.” “You’re welcome.”と言葉を交わしていました。友だち同士で自然にこんな会話ができるのって素敵ですよね。見ていてとっても嬉しくなりました。
また、ワークブックに取り組んだり、単語を読んだりするときは、どちらが速く正確にできるかを意識し合っているようにも見えます。お互いの存在が良い刺激になっているようです。
子どもたちの交流の中で、たくさん英語を提示し、ときに発話を促し、ときにじっくり見守りながらコミュニケーション力を育んでいきたいなと思っています。