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PI(中学年)・PA(高学年)クラスでは、毎回1つずつターゲットセンテンス(基本となる文)を学びます。まずは基本の表現を使ってクイズやゲーム性があるアクティビティに取り組みます。この時間は文を理解し、正しく文章を作れるようになることが目的です。繰り返し練習したあとは、今度は自分事として捉え直し、実際の自分のことを表現します。このとき子どもたちはとてもイキイキします。
先日PAクラスでは、主語がHeやSheの時は動詞にsが付くということを学びました。練習をしたあと、『隣の席の友達が上手にできること、得意なことについて紹介しよう』という活動をしました。このクラスは仲良しの友達が隣同士で座っている状況でした。
みんな「え~何だろう?」とニヤニヤしながらも、相手の顔を見て考え始めました。ある子は、“She plays the sax well.”(彼女はサックスを上手に演奏します)と言い、またある子は“She takes care of little Kids hard.”(彼女は一生懸命小さい子のお世話をします)と言いました。言ってもらった友達は、みんな嬉しそうな恥かしそうな表情。最後に男の子が、「え~っとね、○○はよく給食を食べるんだよな~」と言い、“He eats food well.”と言うと、教室のみんなが大爆笑したのでした。みんなで共感し、笑い合えたよい時間でした。
こんな風に自分事として考え、思いをのせて文章を作り、みんなでシェアする。そんな時間を適切に設けていくことで、少しずつ子どもたちの表現力を高めて行きたいと思っています。