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夏の4回集中プログラムを振り返って・・・
夏休み中は、集中プログラムに参加してくださった生徒さんたちに、いろいろと感じることがあります。
特に、最近中学生になっての初めての定期テストが、点数が取れずに困ってしまい、お教室にご相談にいらっしゃる親子さんも多くなってきました。
つまづきの一つには・・・
英語には、日本語にはない表現や感覚があるということに違和感があるということです。
違う言語と文化なので、当たり前なんですが・・・
じゃあ〜 どうしてなんで何が?ってことですよね。
例えば・・・thisは「これ」theseは「これら」 って教えられます。
なんのこっちゃですよね。
ECCでは、一つのものを指してThis is a pen.
何本か持って、These are pens. They are mine.
と、教えます。もちろん、学校でもその様に教えてくださっているものと思われます。
でも、実際には、生徒たちの多くは、these について実感を持って使っていける子は少ないのです。
だって、日本語では、「これら」という言葉を滅多に使わないからです。
子供達は、特に、一個でもたくさんでも、全部「これ」なんですよ。
しかも、それが会話の中で2度目に言う時は、They で置き換えるってのは、簡単な文法なんですが・・・
誰かぁ〜、助けて!と思いますよね。
そもそも英語は、数に対して厳密です。一方、私たち日本人は、案外いい加減?です。
狭い島国に暮らしているからなのか?様々なことを曖昧にしたい感じなんですよね。
そんなこと言わなくてもワカッテヨ〜って思っているのかも?
なにしろ・・・誰かに聞いた方が早く解決することもある。
だから、私は、英語と数学は、人に教えてもらった方が、いいと思います。
常々、教室には、貼ってありますよ。
this. → these
that → those
しっくりくるまで何度でも、教えますよ。だって日本語では、使わない言葉だからね。