◆2020年度からセンター試験は廃止になります
背景には、現行の大学入試が知識の暗記・再生に偏りがちで、
思考力・判断力・表現力や、主体性を持って多様な人々と協働する態度など、
真の「学力」を十分に育成・評価していないという危機感があります。
「大学入学希望者学力評価テスト」導入のねらいは、
単なる「センター試験のリニューアル」ではなく、
大学入試制度全体を、真の「学力」を評価するシステムへと変革することです。
◆「大学入学希望者学力評価テスト」では、
「思考力・判断力・表現力」が問われる問題が出題されます
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を重視する観点からの出題が検討されており、
これまでのセンター試験では出題されなかったWriting・Speakingの技能も評価対象とすることが方針として示され、実現に向けた検討が進められています。
◆英検®、TEAP などの外部資格試験活用の方針
TEAP(ティープ)とは、Test of English for Academic Purposesの略語。
上智大学と公益財団法人 日本英語検定協会が共同開発した試験です。
大学で必要とされるアカデミックな英語能力を判定することを目的に作られており、
上智大学をはじめ入試に採用する大学が急増中です。
大学入試改革の本命とみなされている外部試験です。
TEAPの特徴とメリット