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2018年11月8日
準二級作文の難しさ

英検®の準二級試験。難しいのは実は英作をすることだけはなく、内容を考えることだったりします。

 

例えば”親は子供たちにスマートフォンを持たせるべきだと思いますか?” ”一人で勉強するのとグループでするのとどちらがいいと思いますか?”

 

もちろん英文の質問です。どちらがいいかの意見と、その理由を二つ。その二つの理由にそれぞれ具体例や、根拠になる説明が必要です。しかも50~60字にまとめなければいけません。

 

これを、英作文含め15分以内で作り確認することを目標に指導していきます。

 

さてさて、日本文での答えはすぐに浮かびますか?多くの子供たちがここで戸惑います。英文を書けるかではなく意見を述べられるかなのです。
2020年の日本の教育改革では自分の考えを述べる力を焦点に改革されていきます。大学入試に英検®も導入されることになり昨年から3級以上に英作文が導入されました。この教育改革に伴い、ECCの教材も今年から改訂されていきます。CLIL(クリル)というヨーロッパを中心に各国が英語の教育に導入している手法をECCも取り入れ、この意見を述べる力を小学1年生からつけていきます。英語の試験TOEFLでアジア圏での日本の順位は28位くらい。世界で見ると100位以下です。でも韓国がアジア圏で10位くらいに入っているのは、CLILの手法で小学校から理科や算数などの教科を英語で教えることにあります。英語がわかるから理科が教えられるのではなく、理科を学ぶことを英語を使いながら英語力もつけていくのです。驚くかもしれませんが、実際に根岸教室でも理科や、世界の国の生活などの内容を英語だけで教えて、意見を交換しています。今年から小学生に導入されたレッスンですが、この生徒さんたちが英検®準二を受けるころにはもっと楽に作文が作れる力がついているだろうと実感しています。”どうして地球にはたくさんの種類の生き物がいるのかな?”世界の生き物を学びながら、こんな質問を英語で投げかける楽しい授業です!!

2018年11月8日
リスニング力は幼児から

リスニング力は幼児から♪

 

教室では幼児クラスから小学校低学年のクラスまでは特に1日15分の聞き流しを保護者様にお願いしています。

 

リピート練習はもちろんホームワークにありますが、生活の中で一日15分CDを流して耳から入れるようにしているのです。

 

おやつを食べているときや、粘土遊びをしているとき、隣でお兄ちゃんがおしゃべりしていたっていいんです。

 

実は幼児期の脳はまだ発達段階。小学校中学年になると、ネイティブの発音を自分の経験している日本語の発音に近いものと置き換えて理解してしまいますが、幼児期の脳は英語の発音のままインプットしていきます。文法を理解していく時期は小学校中学年ぐらいからですが、英語の発音を聞き取る能力はこの頃からついていき、いずれ中学以上で受けていく準二級以上の速いスピードのリスニングにも順応できる基礎力となる時期なのです。発音力は幼児期の柔らかい口が真似でき、リスニングでは音をそのまま理解していける。これが幼児期の強みです。

 

そして何より幼児期の教材は歌や楽しいストーリーなどが豊富です。英語を楽しいものとして生活に溶け込ませる機会にもなるんですよ。ぜひご家庭でも聞き流しをBGMのようにやってみてください。大事なのは聞こうね!と強制せず、自然に耳に入っていく習慣です!