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英検®の準二級試験。難しいのは実は英作をすることだけはなく、内容を考えることだったりします。
例えば”親は子供たちにスマートフォンを持たせるべきだと思いますか?” ”一人で勉強するのとグループでするのとどちらがいいと思いますか?”
もちろん英文の質問です。どちらがいいかの意見と、その理由を二つ。その二つの理由にそれぞれ具体例や、根拠になる説明が必要です。しかも50~60字にまとめなければいけません。
これを、英作文含め15分以内で作り確認することを目標に指導していきます。
さてさて、日本文での答えはすぐに浮かびますか?多くの子供たちがここで戸惑います。英文を書けるかではなく意見を述べられるかなのです。
2020年の日本の教育改革では自分の考えを述べる力を焦点に改革されていきます。大学入試に英検®も導入されることになり昨年から3級以上に英作文が導入されました。この教育改革に伴い、ECCの教材も今年から改訂されていきます。CLIL(クリル)というヨーロッパを中心に各国が英語の教育に導入している手法をECCも取り入れ、この意見を述べる力を小学1年生からつけていきます。英語の試験TOEFLでアジア圏での日本の順位は28位くらい。世界で見ると100位以下です。でも韓国がアジア圏で10位くらいに入っているのは、CLILの手法で小学校から理科や算数などの教科を英語で教えることにあります。英語がわかるから理科が教えられるのではなく、理科を学ぶことを英語を使いながら英語力もつけていくのです。驚くかもしれませんが、実際に根岸教室でも理科や、世界の国の生活などの内容を英語だけで教えて、意見を交換しています。今年から小学生に導入されたレッスンですが、この生徒さんたちが英検®準二を受けるころにはもっと楽に作文が作れる力がついているだろうと実感しています。”どうして地球にはたくさんの種類の生き物がいるのかな?”世界の生き物を学びながら、こんな質問を英語で投げかける楽しい授業です!!