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2021年8月14日
これから求められる英語力とは

コロナ禍のなか、お子様のこれからの教育についてご思案されることが多いと思いますが、ECCではお子様を待ち受ける将来と現況を研究し、受験勉強だけに留まらない考える力をつけるための教材を開発し、さらに様々な情報を私たち講師に周知しています。

今後どのように勉強をしていったらよいか、というご相談を、先日ある中高生のお母様から頂きお話しました。皆さまにもお伝えしたいことをここに記します。

 

これから求められる英語力とは

 

これから求められる英語力は、大量の英語を迅速に理解して活用する力です。海外に出向かなくても、インターネットの情報、オンラインミーティングなどで世界中の人々とつながって進んでいく社会になっています。英語で書かれた資料や情報をもとに、考えをまとめて提案する、プレゼンをする必要が増えていくでしょう。これは高校や大学入試が、資料を読み解く力、長文を理解分析する力を要求していることに現れています。親世代が出題された単語発音強勢等の細かい問題は見る機会が減っています。

コロナ禍でこの動きはさらに加速しています。昨今の就職試験のグループワークでは、多くの資料から考察をまとめる課題が出されていますが、資料には英語のものが含まれ、英語を分析する力が企業から求められています。

 

また社会はAI化が益々進んでいます。今後、AI化によってなくなる職業、生まれる職業という新たな動きも顕著でしょう。AIに英語翻訳を任せられても、感情を加味したソフト面の開発は人間の仕事になります。お子様方にはぜひ、AIを使いこなす人、AIができない情緒を大切にする人になって社会に羽ばたいて頂きたいと思います。

またそれに伴い、ビジネスの場で数学の必要性が高くなっております。大学でも多種多様な学部学科が新設され、その試験科目や出願で高校での必要単位に数学が必須になっています。これはAIを使いこなすため、社会を分析して発展させるために数学的思考能力が必要だからです。当教室では今年の中学1年生から「数学」クラスを開設しました。ECCの数学クラスは考え方を大切にした指導を行っておりますので、選択肢の一つとしてお考え頂ければ幸いです。

 

今回のオリンピックでは、優勝者に世界中3カ所からのリモートで家族や友人と繋げ、ライブで喜びを分かち合う映像が印象的でした。世界が簡単に繋がったように、移動することなく世界の人々と進んでいくのが、今後の社会です。英語はそのための必須ツールです。今回選手村でボランティアをしたある大学生が、彼はECC生ではありませんが、英語の必要性を実感し海外留学の相談をしたいと言ってきています。英語でのコミュニケーションがなかなかできなかったことを実感しているようです。

 

英検®も入試も大切にしながら、ECCが本当に目指しているのはコミュニケーション能力としての英語です。小学英語で英語の基礎力を養成し、中学で文法をしっかり習得し、その上で高校では大人英語を養成する内容になっております。教材はいつでもご覧頂けますので、ご希望があればお知らせください。