英語ディベートとは何でしょう?
与えられた課題について、賛成チームと反対チームに分かれて、チームで議論、対戦をすることです。
スポーツ試合のような、頭脳ゲームです(笑
私が教室生に教えているのは、PDA という即興型ディベート。
15分間の準備で、1人が2〜3分、チームで8分間ほど、「なぜ○○がいいのか」自分たちの考えを説明します。
議題は、小学生なら「ペットを飼うなら犬?それとも猫?」など、身近なものから始めます。
例えば、犬派の生徒チームからは「犬は、キャッチボールできるから遊べるし、忠実だから飼い主の命令を聞いてくれるよ、泥棒に吠えて家も守ってくれる」
すると、猫派チームからは「でも、吠えると近所迷惑だし、毎日、散歩に連れていくのは大変だよー」と反論がきます。
犬派チームは、相手チームの話を一語一句、漏らさず聞き(←ここ大切)それに噛み合った自分達の議論の再構築をします。
ディベートの特徴は、物事の良い面と悪い面、両方を考えること。
また、それを論理的に説明する です。
聞き手が想像しやすい 例をあげることも重要です。
これを、AREA(エリア)と呼びます。
A (Assertion): 意見
R (Reason) : 理由
E (Example) : 例
A (Assertion): 再主張
この順番で話をしていくと、英語だけでなく日本語も説得力のある話ができるようになります。
小学生には、ECC上級クラスの教材で学んだ身近な話題で、どうしたら 更にわかりやすく説得力のあるスピーチができるか を指導しています。
中学生からは、英検®の準2級や2級の試験に出題される話題、「レストランでの喫煙は認められるべきか?」「ボランティア活動をするべきかどうか?」
高校生なら「スマホを学校に持っていっていいか?」「動物園廃止」など。
動物の権利 VS 人間の権利 にまで触れる話になります。
相当な英語力が必要でしょ?
と思われたかもしれませんが、ECCジュニア生は、年間 約600語以上を学び続けています。
せっかく覚えた たくさんの単語、使わなくてはもったいないですよね。
何よりも「これが言いたい!あれも説明したい!」となるので、動機の強い自発的学習になり、キラキラした瞳で練習に参加してくれます。
たくさんの生徒が 英語ディベート力をつけて、将来に役立ててほしいと思います。
●即興型ディベートでつく力は…
英語での発信力、論理的思考力、幅広い知識、プレゼン力、コミュニケーション力
PDA
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ディベートジャッジ資格を持っています
モーション=課題
毎回、盛り上がるモーション♪
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