2022年8月15日
上級クラスでは、英語ディベートを行いました。
「住むならどっちがいい?」
「Rural l Life or Urban Life?」田舎生活、それとも、都会生活?
ディベート初心者だと、たいてい、田舎派の1番はじめに出てくる理由は
Because I can enjoy nature in rural life.
都会派の理由は
Because I can enjoy shopping in urban areas.
子供たちは、おじいちゃん、おばあちゃんの家に行った時のこと、TVで見たシーン、自分の生活スタイルを思い浮かべます。よい着眼点です。小学生は身近から考える年齢。
皆さんなら、田舎と都会のどちらを好み、どんな理由を思いつきますか?
ディベート中級者には、「環境、健康、テクノロジー」についてはどう思う?と投げかけます。
普段ゆっくり考える機会はあまりないと思うので、時間をたっぷりと与えてみます。
すると、さすが生徒達!友達と意見交換するうちに、「公害、ストレス、Wi-Fi接続」へと話が膨らんでいきます。
ディベートは社会への興味を湧かせ、思考力を豊かにします。その結果、様々な話題の種ができ、頭の中の引き出しが増えていきます。人間性を豊かにするだけでなく、英検の英作文やスピーキングテストで、突然課題を出されて、頭が真っ白になってしまう…なんて事も無くなっていきます。
「考える機会、英語で発言する機会」がたくさんある教室です。
POI (=Point of Information) 相手チームへ質問する時のポーズ。イギリス議会の伝統。
ロボットペット(アイボ犬)と動物ペットどっちがいい?
2022年4月11日
Bang, bang, baaaang !!
パーン!パ、パ、パーーン!
パーティクラッカーで、生徒たちにお祝いをしてもらいました。
クラッカーは紙辺に微量の火薬がついていて、糸を引くことで摩擦が生じて爆発。その爆風で色とりどりのテープが飛び出します。
実は、火薬なので、アメリカでは使用禁止の州もあるんです。意外ですよね,,,
日本は、夏の花火という文化もあり、平和な国なので許されているのかもしれません。
クラッカーを鳴らす初体験に、生徒たちの瞳はキラキラ〜。
次はどんな初体験をしてもらおうかな..と施策を練るのが好きです。
お祝い Japanese moon cake
(一般的に moon cake とは月餅のことです)
2002年に26名の生徒で開講した教室。皆様の口コミのおかげで、アッという間に2倍、3倍,,,と生徒が増えました。
ECCの建学の理念は「高品質の教育実践によって、全ての人々との意思疎通と相互理解促進を通じて、平和で豊かな社会共同体を作る」
E : Education
C : Communication
C : Community
これからも地域コミュニティのお役に立てるような教育サービスを提供していきます。
2022年3月19日
中学校3年生がECCジュニアを卒業しました。
英語の成績は学校でもトップ層の強者たちです。
最終日は、Appleの共同創立者の1人であるスティーブジョブスの有名なスピーチ‘Connecting the Dots’ の簡易版を暗誦発表。
「人生は、経験という点と点で繋がっている。その点が繋がりあって今がある。だから、好奇心をかき立てられるモノを探求せよ。」
ECCもその点の1つでありますように。
彼らのワクワク好奇心分野は、「動物保護」「SDGs」「世界平和」です。将来が今から楽しみです。
そして、後輩たちへのメッセージと、親への感謝の気持ちを英語で書きました。
後輩へ「ECCでは、単語をとにかくたくさん学習するが、それは中学でとても役立つから頑張れ!」
親へ「今までの学習のサポートを有難う。」
きっと喜んでくれるね。
大好きな愛おしい生徒たち。
ABCを覚え、発音を身につけ、上級文法を学び、今ではディベートもできるようになった15歳。
一緒に笑ったり、考えたり、意見交換したり…い~っぱい思い出があります。
さぁ、新しい旅立ち、卒業おめでとうございます!
2021年11月1日
英語ディベートとは何でしょう?
与えられた課題について、賛成チームと反対チームに分かれて、チームで議論、対戦をすることです。
スポーツ試合のような、頭脳ゲームです(笑
私が教室生に教えているのは、PDA という即興型ディベート。
15分間の準備で、1人が2〜3分、チームで8分間ほど、「なぜ○○がいいのか」自分たちの考えを説明します。
議題は、小学生なら「ペットを飼うなら犬?それとも猫?」など、身近なものから始めます。
例えば、犬派の生徒チームからは「犬は、キャッチボールできるから遊べるし、忠実だから飼い主の命令を聞いてくれるよ、泥棒に吠えて家も守ってくれる」
すると、猫派チームからは「でも、吠えると近所迷惑だし、毎日、散歩に連れていくのは大変だよー」と反論がきます。
犬派チームは、相手チームの話を一語一句、漏らさず聞き(←ここ大切)それに噛み合った自分達の議論の再構築をします。
ディベートの特徴は、物事の良い面と悪い面、両方を考えること。
また、それを論理的に説明する です。
聞き手が想像しやすい 例をあげることも重要です。
これを、AREA(エリア)と呼びます。
A (Assertion): 意見
R (Reason) : 理由
E (Example) : 例
A (Assertion): 再主張
この順番で話をしていくと、英語だけでなく日本語も説得力のある話ができるようになります。
小学生には、ECC上級クラスの教材で学んだ身近な話題で、どうしたら 更にわかりやすく説得力のあるスピーチができるか を指導しています。
中学生からは、英検®の準2級や2級の試験に出題される話題、「レストランでの喫煙は認められるべきか?」「ボランティア活動をするべきかどうか?」
高校生なら「スマホを学校に持っていっていいか?」「動物園廃止」など。
動物の権利 VS 人間の権利 にまで触れる話になります。
相当な英語力が必要でしょ?
と思われたかもしれませんが、ECCジュニア生は、年間 約600語以上を学び続けています。
せっかく覚えた たくさんの単語、使わなくてはもったいないですよね。
何よりも「これが言いたい!あれも説明したい!」となるので、動機の強い自発的学習になり、キラキラした瞳で練習に参加してくれます。
たくさんの生徒が 英語ディベート力をつけて、将来に役立ててほしいと思います。
●即興型ディベートでつく力は…
英語での発信力、論理的思考力、幅広い知識、プレゼン力、コミュニケーション力
PDA
ZOOM練習会
ディベートジャッジ資格を持っています
2021年7月31日
向台町3丁目教室の生徒さんは、教室で年に2回〜3回 発表を行っています。
-The Crabs-
Girl: Let’s go!
Boy: Yeah.
Girl: Come over here!
Boy: OK.
Girl: Aargh!
Boy: What’s wrong?
Girl: I hurt my finger.
Boy: I like crabs.
Girl: I don’t…
舌が柔らかく、聴覚も優れていて、模倣能力がバツグンの幼児さん。
発音、イントネーションも、お手本通りの素晴らしい発表でした。
小学校1、2年生の生徒さんは、自分のことについて、24文のスピーチを行います。
学習開始時は、小さな声で恥ずかしそうに話す生徒さんもいますが、褒め続け、励まし続けると、半年〜1年後には、マイクを友達と取り合って(笑)話すほどに成長します。
「自信がついて堂々と話せる」嬉しいですね。
『読む、書く、聞く、話す』を英語の4技能といいます。
この4技能のバランスが とても大事なのですが、実は、ECCジュニアは この4つ➕1つ、これからの時代にとても大切な力を 子供達に養ってもらっています。
それは…『プレゼンテーション力』
他人にわかるように説明する 発表力。
この生徒さんは「自分だけのオリジナルの庭」をデザインして、こんな種類の鳥に遊びに来てほしい!その鳥は○○を食べるよ」と、他の生徒に英語で説明しています。
講師の私は、立ち位置、声のトーン、目線なども、アドバイスします。
「オリジナルのお店」を考え、何を売るかのスピーチ。
小学校3、4年生は、自分の周りのものや人についてのスピーチへ進みます。
2人は、家族との会話ダイアログを発表中。
小学校5、6年生は、「日本文化を紹介しよう」シリーズで、四字熟語を暗唱しました。
一期一会 (いちごいちえ)
Hello, everybody. I’m ………
I’m going to talk about the yoji jukugo “ichigo ichie.”
Ichigo” means “one lifetime,” and “ichie” means “one meeting.”
“Ichigo ichie” means one chance in a lifetime.”
You should treasure all the time you are with someone
because it can never happen again.
かっこいいスピーチでした。
生徒たちが 英語力をつけるだけでなく、「他人を大事に、時を大切にする人」になってくれますように。