英検®の問題形式一部変更のお知らせ
日本英語検定協会から英検®3級以上の問題形式が2024年度から一部変更されるという発表がありました。(2023年7月6日)
内容が更に難化することになります。
内容改定は2016年度・2017年度以来となります。
(主な変更点)
3級・準2級については英作文が1題→2題へ
既存の意見論述の出題に加えてEメール問題も出題
2級・準1級・1級
英作文が1題→2題へ
既存の意見論述に加えて「要約」問題を出題
試験時間は3級 50分→65分
試験時間は準2級 75分→80分となります。
面接は準1級の4問目が多少長くなります。
▼日本英語検定協会からのお知らせ
https://www.eiken.or.jp/eiken/info/2023/pdf/20230706_info_eiken.pdf
日本国内の大学入試では50%以上の大学が英検®を合否に採用しているため英検®問題の難化=大学入試問題の難化 となります。
都内私立高校では大学受験までに準1級の合格を目指すところが多いです。
東大早慶上智を目指す場合は、準1級以上を目指し、なおかつ1級対策をされています。
(対策)
新試験に向けては国語の要約する力が英語にも必要となりますので 日頃からの国語力の強化、新聞を丹念に読む力を求められることになりそうです。
英語力は国語力の上に成り立っております。
また、英検®上位級では英語の力を試すだけのものではなく、人としての教養を見る内容が多いため、理科・社会・数学・医学・歴史など幅広い知識が必要となります。
読み書きだけでなく、対面で自分の意見を述べて相手を説得できる力が必要です。
そのためには相手の言っていることを理解するリスニング力も必要です。