2023.10.5
英検®「準2級」「2級」間に新級導入へ
日本英語検定協会(東京)は、令和7年度から実用英語技能検定(英検®)の「準2級」「2級」の間に新たな級を導入する方針を決めました。
新設は31年ぶりで、難易度は高校2年修了程度を想定。準2級と2級はレベル差が大きいとの指摘を反映しました。担当者は「ギャップを埋め、学習者のモチベーション維持につなげたい」と話しています。
協会によると 現在の英検®は5級から1級まで7つに分かれています。
準2級は高1修了程度、2級は高3修了程度の学力を目安にしています。
受験者データの分析では、3級取得者が準2級に合格するまで平均約1年だったが、その後2級に合格するまで平均2年近くかかります。高校教員らから「途中で挫折する生徒がいる」といった声が寄せられていたといいます。
新設は平成6年度に準2級を導入して以来。
(以上、2023年10月3日産経新聞より。)