- すべて(44)
- 2024年度
- 2023年度
- 2022年度
- 2021年度
- 2020年度
- 2019年度
- 2018年度
春休み教室外イベント『分身ロボットカフェ DAWN ver.β』ツアー
今回のツアーは、5教室合同企画。前夜のzoomレクチャーで、実際のこのカフェでパイロットとして勤務しているECCジュニア卒業生のお話を聞き、当日は午前3教室が訪問、午後2教室が訪問でした。まん延防止重点措置期間に突入したときには、「中止すべきか…」と悩みましたが、無事実施できて良かった!
外出困難者である従業員が分身ロボット『OriHime』&『OriHime-D』を遠隔操作しサービスを提供している新しいカフェ。
どんな人でも社会参加できる可能性のある世の中を肌で感じてほしくて企画しました。
カフェに入店後、さっそくロボット(OriHime-D)がお出迎え。
パイロットさんは「あそどっぐ」さん。脊髄性筋萎縮症により、顔と左手親指を除いた部位が動かない状態でお仕事されています。
「お笑い芸人界で初の寝たきり障害者」を名乗って芸能活動を行っているそうです。すごいなぁ~。
カフェにいるロボットは2種類。テーブルなどに配置している小型のOriHimeと、入口でお出迎え&お見送りしたり店内で飲料を運んだりする大型のOriHime-D。
各テーブルに4人ずつつき、パイロットさんとの会話開始。
南千住汐入教室からは小学3年生~中2生までの12名が参加したので3テーブルに。
◆頚髄損傷を患って自由に動けない「おおのっち」さん
◆重症心不全で心臓委移植待機中の「なおき」さん
◆小児がんサバイバーで看護師をされている「さとこ」さん
子どもたちに自己紹介、メニュー紹介などしながら楽しく会話。
そこに参加者の保護者様にも交代でOriHimeをリモート操作していただき、お子さんやパイロットさんとの会話をしていただきました。
お母さまの操作でOriHimeが面白い動きをするたびに笑いが起きました(^^)/
子どもたちは、OriHimeをリモート操作する側も体験してみたいと言っていましたね~。
お食事後は約30分間の店内ツアー。カフェの特徴、なぜこのようなカフェが作られたのか、などたっぷりお話を聞くことができました。
みんなが書いてくれたアンケート見ると、いろいろ感じとってくれたようで、企画してよかった~、と思いました。
このカフェを作ったのはオリィ研究所 所長 吉藤オリィ氏こと、吉藤健太朗さん。
ご自身が11歳から14歳までの3年半ひきこもりを経験し、生きることが辛いほどの孤独に苦しめられたそうです。
「孤独」を解消させるために分身ロボットを開発されたのが最初のきっかけだそうです。
◆吉藤健太朗(著)「孤独」は消せる
https://books.rakuten.co.jp/rb/14405870/…
◆オリィ研究所
https://orylab.com/mission/
◆分身ロボットカフェ DAWN ver.β
https://www.youtube.com/watch?v=4OmE7_PGhwo