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小学生から高校生まで、2教室週に180科目以上を指導しています。今年で10年目を迎えます。勉強するのはわかっているのに、なかなか勉強してくれない、お悩みも多いと思います。当教室で工夫していることをご説明します。
結論は、待って、長期一貫で継続して育てるということです。
勉強が好きな子供はあまりいないので、原則、自分から勉強するのは、本人が目的や興味を持たない限り難しいです。そのため、教室ではどのように関心を持ってもらい、勉強することで自信を持ってもらえるのかを強化しています。
宿題はお約束で、私と生徒様のお約束という位置づけで指導しています。要は「明日一緒にピクニックに行くから9時に来てね」という約束と同じということです。
それでもなかなか、宿題、課題をやってこないケースがあります。その場合には理解力を確認して、理解しているようであれば、待ちます。結局、本人が目的を持って自発的に取り組むのを待つしかないのです。
グループ授業なので、半分以上の生徒が予習、復習をしているクラスは、勉強に消極的な生徒様も宿題や予習、復習をやってくるようになります。
子供は友人からの情報や態度に大きく影響されます。そのため、家庭で強制しても、なかなか効果が出ないことがあります。
小学生で強制しても効果がないものの、そのまま継続して、中学、高校生で大きく成長された生徒様も実は多いのです。英語、勉強に関しては、長い目で育てるほうが、結局成果が出ることがわかりました。
勉強する生徒様が数名在籍するだけでも、その影響が非常に大きいのです。
最後に、家庭に問題があるケースは、伸びにくいことがあります。偏差値ばかり見て、人格教育をしていないご家庭、感謝する気持ちを教えていないご家庭、両親が召使いになっている家庭、特に母親の過干渉は、効果が出にくいのが現状です。ご両親の承認欲求の為に子供に親の希望を押しつけるのは、効果はでないことが多いです。