2020年10月20日
中3は、部活を引退した8月から個別に面談をしています。個別面談は約2ヶ月に1度回ってきます。この面談は3月末まで続きます。
進路の希望や現在の成績、高校での具体的な進路、更には大学まで意識してお話ししてもらっています。
小さい頃からECCに来てくれているので、しっかりと未来を見据えて過ごしている子がほとんどです。
現時点での未来へのセルフイメージをお話ししてもらっています。
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中2はこの時期、中だるみします。もう一度自分を振り返ってもらうように、自分の強み、弱みを話してもらい、今後はどうしたいかを導きます。
こんな不確実な世の中だけれど、強く進んで行けるよう、自分の強みを認識し、活かしていく方法を探ります。
幼い頃からずっと同じ先生というのは、どことなく安心感や信頼があるのでしょうか?正直に話してくれるし、アドバイスもすんなり聞いてくれます。一対一の面談は私にとってとても貴重な時間です。
2020年10月20日
10月最終週のレッスンは、クラス毎にHalloween Partyをします。
クラスの年齢に合わせたゲームで日頃がんばっている自分にご褒美。
楽しく盛り上がりましょう!
中学生は、通常通りレッスンです。ごめんなさい。がんばって!
2020年10月19日
民度の英訳
“The superiority of its people”(国民の優秀性)
“It’s citizens’ cultural standard” (市民の文化的水準)
“ the level of social manners” (社会的マナーレベル)
これらは、麻生財務大臣が、日本のコロナによる死者の少なさに関する質問を、海外から受けたときに答えた「国民の民度のレベルが違うから」を訳語したものだ。
日本人は民度が高いのだろうか?
海外生活を経験した私は、日本人の民度が高いと感じることは多々あった。ただ、コロナに関しては、民度の高さではなく「同調圧力」の圧の高さのなせる技だと思っている。
鴻上尚史さん著書の「同調圧力~日本社会はなぜ息苦しいのか~」にも同じことが書かれていた。
結婚を機に、都会から引っ越して地方に来た私は、程なくして田舎の「同調圧力」の圧の強さを実感するようなことがあった。県外から来た奥様方は異口同音にそのような話をすることがあった。何故なのだろう?何故、地方にはそんなに強い同調圧力が有るのだろう?
その解は田舎の生活と気候にある。生活が貧しかったり、雪が多く過酷だった故に、集落毎に協力して生活してきた歴史からきている。
その集落から「はみ出してはいけない。」みんな一様であることが重んじられた。貧富の差もない。それがユートピアであった。それを幸せだと思ってきたのだ。
県外から引っ越してきた「ヨソモノ」は、他人に対してさほど興味がない。仕事では自分をアピールしないとやっていけない。競争力が激しいからだ。ベクトルが自分だ。ところが、田舎ではアピールはタブーだ!ベクトルは他人。どう見られるかが全ての基準になる。はみ出すと平等ではなくなるからだ。現状は20年前から変わっていない。
ONE OK ROCKの楽曲に「Stand Out Fit In」という歌がある。人種や文化の差異を背景にした歌だ。その差異は、何も外国人同士の話だけではない。同じ人種であるはずの日本人同士の中ですらも介在するマイノリティ問題である。構造はいじめの発生と同じだ。
マイノリティは、世間に叩かれ生きづらくなるのを覚悟で発言していくか、それとも息を潜めてその環境に馴染むように自分を変えていくか?この2者しか選択肢はないのだろうか?
解はどれもしっくりこない。
ワンオクの歌詞の中にこんな言葉があった。
「本当の自分を押し殺して環境に馴染むのではなく、本当の自分が解放される場所に出会うこと。そんな場所を作り上げること。」
無いなら作ればいい。
それが私の原動力。