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「センスじゃないものがスキル。スキルじゃないものがセンス。」
(ここからは本人の了承のもと、載せています。)
中3の広報Aは、とにかく宿題をまともにしない。
中1で他の塾からECCへ転身したので、入学するときにも親御さんへは「本人がかなり勉強しないとついていけないと思います。」と伝えていた。
それでも「やりたい」と覚悟を持って入ってきた。
最初は人一倍がんばっていた彼女も、学校の英語の成績が上がって安泰したのをきっかけに、これぐらいでいいと思ったのだろうか?
はたまた、部活が忙しかったのだろうか?
はたまた、SNSで忙しいのだろうか?
宿題を100%してくることがなくなった。
「次はしてくるから~笑顔」
また、50%もしていない。
「次はちゃんとします~笑顔」
と、こういうことを繰り返していたわけです。親御さんも「どうか、見捨てずにご指導していただきたい。」と進級する否かを決める時に進級登録書と一緒に言葉も添えて提出された。
ただ、彼女は、自分でこの宿題は為になる、ならないを決めてやっていたようだった。
それが正解か不正解かは分からない。やってこいというものをやるのが普通なのだろう。
けれど、こうも取れる。
彼女は自分の頭で考えることができる人間だ!とも。
先生にとっては、やるべきことをやらないのは正解ではないのだけれど、彼女の人生において、その選択がどの程度影響するかは誰にも分からない。
ただ、自主性を持って考えたということは出来るのかもしれない。それが間違っていたとしても。
ただ単に、宿題がイヤだった。もしくは、量が多すぎた。とも取れるだろう。
ところがそんな中3の彼女が、最近はまともにしている。
100%ではないが、90%に近い。時間のかかる宿題もなんとかこなしているようだ。
宿題が全てこなせるスキルがある子、無い子といる。
無いならないで「自分はここだけはする!」と決め、先生に苦言を言われようが関係なく推し進める彼女の決断するセンス!
長く付き合う中で衝突して「出ていけ!」と言ったこともあった。
が、次週に普通に何気なく
「ちゃんと来たよ。偉いでしょ。」とサマンサに言った彼女には敬服だった。
ものすごく強いものを持ってる。自分で未知なる道を切り開くことが出来る子であることは間違いない。
先週、その広報Aは小テストで前回より10点も上がったことを「インスタにあげろ」とサマンサに言った。
断固拒否!
「満点を5回連続で取ったら載せてあげるわ!」
この小テスト、英検®2級レベルの単語も入っているから難しい。
頑張る姿勢が見えたこと、それと、彼女の「若干まだ若く幼い考え方ではあるが、自分なりに考えて行動しているところ」に今後の更なる成長の期待を込めて!
①写真は中3の男子。
2時間のレッスンの合間の5分休憩中。ゲームするのが大好きらしい。Aが勝手に私の携帯で撮った。
②小学生はICT授業で可能になったことが多い。生物の動画を観ながらリスニングすることは、視覚に訴えることが出来る。ホワイトボードに映す内容をこのタブレットで操作しています。