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教室日誌一覧

2021.5.6

センスとスキル

センスとスキル

「センスじゃないものがスキル。スキルじゃないものがセンス。」

(ここからは本人の了承のもと、載せています。)

 

中3の広報Aは、とにかく宿題をまともにしない。

 

中1で他の塾からECCへ転身したので、入学するときにも親御さんへは「本人がかなり勉強しないとついていけないと思います。」と伝えていた。

 

それでも「やりたい」と覚悟を持って入ってきた。

 

最初は人一倍がんばっていた彼女も、学校の英語の成績が上がって安泰したのをきっかけに、これぐらいでいいと思ったのだろうか?

 

はたまた、部活が忙しかったのだろうか?

 

はたまた、SNSで忙しいのだろうか?

 

宿題を100%してくることがなくなった。

 

「次はしてくるから~笑顔」

 

また、50%もしていない。

 

「次はちゃんとします~笑顔」

 

と、こういうことを繰り返していたわけです。親御さんも「どうか、見捨てずにご指導していただきたい。」と進級する否かを決める時に進級登録書と一緒に言葉も添えて提出された。

 

ただ、彼女は、自分でこの宿題は為になる、ならないを決めてやっていたようだった。

 

それが正解か不正解かは分からない。やってこいというものをやるのが普通なのだろう。

けれど、こうも取れる。

 

彼女は自分の頭で考えることができる人間だ!とも。

 

先生にとっては、やるべきことをやらないのは正解ではないのだけれど、彼女の人生において、その選択がどの程度影響するかは誰にも分からない。

 

ただ、自主性を持って考えたということは出来るのかもしれない。それが間違っていたとしても。

 

ただ単に、宿題がイヤだった。もしくは、量が多すぎた。とも取れるだろう。

 

ところがそんな中3の彼女が、最近はまともにしている。

 

100%ではないが、90%に近い。時間のかかる宿題もなんとかこなしているようだ。

 

宿題が全てこなせるスキルがある子、無い子といる。

 

無いならないで「自分はここだけはする!」と決め、先生に苦言を言われようが関係なく推し進める彼女の決断するセンス!

 

長く付き合う中で衝突して「出ていけ!」と言ったこともあった。

 

が、次週に普通に何気なく

「ちゃんと来たよ。偉いでしょ。」とサマンサに言った彼女には敬服だった。

 

ものすごく強いものを持ってる。自分で未知なる道を切り開くことが出来る子であることは間違いない。

 

先週、その広報Aは小テストで前回より10点も上がったことを「インスタにあげろ」とサマンサに言った。

 

断固拒否!

「満点を5回連続で取ったら載せてあげるわ!」

 

この小テスト、英検®2級レベルの単語も入っているから難しい。

 

頑張る姿勢が見えたこと、それと、彼女の「若干まだ若く幼い考え方ではあるが、自分なりに考えて行動しているところ」に今後の更なる成長の期待を込めて!

①写真は中3の男子。
2時間のレッスンの合間の5分休憩中。ゲームするのが大好きらしい。Aが勝手に私の携帯で撮った。

②小学生はICT授業で可能になったことが多い。生物の動画を観ながらリスニングすることは、視覚に訴えることが出来る。ホワイトボードに映す内容をこのタブレットで操作しています。

2021.4.26
カテゴリー: 教室紹介

幼児さんの特別なお部屋

幼児さんの特別なお部屋

幼児さん向けに特別なお話を作りました。

 

小学生は従来通り二階のお部屋。

 

幼児さん向けお部屋は何が違うかというと、

 

壁が黄色で集中する色にしたこと。

 

物を置かず、レッスンに集中出来るようにムダを省いたこと。

 

玄関から近いこと。

 

トイレにも近いこと。

 

階段を登り下りしなくて済んだこと。

 

デメリットは、授業参観が出来ないほど狭い。参観日は二階でさせて頂くか、zoom参観にします。

 

壁紙と窓のシェードは、生徒のリリちゃん(現在六年生。3歳から通ってくれています。)のお父様に施工していただきました。

 

ついでにトイレの壁紙も変えましたよ。

 

開校以来19年。
リビングの広い方でレッスンしようと思って改装せずにいたのですが、潰して駐車場にすると固定資産税がアップすると聞いて、そのままで大事に使っていこうと、潰さずに改装しました。

 

現在、リビングは野球をする息子たちのトレーニングルームになっています。

幼児さんの特別なお部屋。生徒側から見た様子。

幼児さんの特別なお部屋。サマンサから見た様子。

トイレ。スッキリしました。あ、お腹がじゃなくて、壁が。

トイレ出てすぐの廊下。

可愛いスイッチパネル。こんなのを作っている人がいらっしゃるんですよ。可愛い過ぎる。

2021.4.26
カテゴリー: レッスン報告

リスニング力の鍛え方

リスニング力の鍛え方

一年で30冊。
一冊は8ページ程度の絵本。
読み切れるから続けやすい。

 

今年は絵本でシャドーイングを強化する!

 

シャドーイングの方法は色々あるでしょうけれど、
単語や文章の意味を把握する。(意味も分からずシャドーイングしても脳は雑音としか認識しないよ)

 

CD聴く

 

音読してみる

 

シャドーイング3回
(1回目:本見て、2回目:本見て、3回目:本見ないで)

 

音読する

 

小学生はこれを毎週繰り返すよ。
自力で音読出来るのが目標!

 

中学生はシャドーイングの工程がもう少し増えて、スラッシュリーディングやmumblingといった手法も入る。

 

トレーニング方法を知ることで、一人立ちした時にも自学していけるように教える。

 

メソッドは科学的に有効なモノを取り入れている。

 

エビングの忘却曲線(20分後に42%、1時間後に56%、1日後には67%忘れる)
とか、想起練習もね。

 

何が強化されるのか?
どこを鍛えているのか?意識を持って鍛える。

 

筋トレでは鍛えたい箇所を意識する。
英語も同じ。

 

シャドーイングではリスニング力が格段にアップします!

 

 

英語と中国語を学んできたけど、大学時代にこの手法を知っていたら、もっと理想に近づけただろうにと思う。

 

あの頃は多听、多念。(たくさん聴いて、たくさん声に出して読む)って言われただけだったな~。

3、4年生で使うリーディングの絵本。可愛いイラストと薄い絵本は読みやすく、子どもたちも苦労なく読めます。行く行くはこれが長文読解につながって行くんですよ。