昨年、小学生以下の生徒さんへのクリスマスプレゼントを選ぶ時、最も重視したのは『手と頭を使う物』でした。
普段、動画を観たりゲームをしたりと、向こうからやって来るものを受け止めるだけの楽しみ方をしている事が多いので、年末年始の時間がたっぷりある時に取り組んでもらおうと女の子達にはクリスタルパズルを、男の子達にはカードゲーム系のプレゼントをお渡ししました。
低学年の子達と高学年の子達でパズルの難易度を変えてお渡ししたのですが、高学年の生徒さん達からは
「出来たよー」
と続々と写真が届きました。(ウサギです)
が、低学年の生徒さん達からは全く何も言ってきません。
(難しかったかな)とも思いましたが、そんな時はお父様達が
「どれ、お父さんがやってやろう」
と磯野家の父さんのように組み立ててくれるのではなかろうか…と淡い期待をしていました。
が、やはり何のリアクションもないので、これはまずかったか?と思い、ひとつ大学生の娘に組み立ててもらったところ
「これ、難しいよ」
とクレームをもらってしまいました。
でも、出来上がりを見たら凄く綺麗でビックリしました。
太陽を浴びると、サンキャッチャーのようにキラキラ光を放ちます。
まだ出来上がっていない皆様、ぜひ再挑戦してみて下さいませ。
ハロウィン週は、全てのクラスが仮装した生徒さんで溢れ、ヴィジュアル的にもサウンド的にも大騒ぎでした!
クラス内でスナック交換も行いましたが(お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ! なので全員忘れずに持ってきてくれました)、私にまで持ってきてくれた皆の優しさに感動しました( ;∀;)
SF(小学1・2年生のスーパーラーニングコース)クラス中、Writing Drillに取り組んでいる最中のA子ちゃんとB子ちゃん。
内容的に余裕があったのか話し始めました(手は止まっていません。偉い!)。
A子ちゃん(以下A)「お家ってここ(教室)から遠いの?」
B子ちゃん(以下B)「うーん…遠いかなぁ」
A「どのくらい?」
B「うーん…どれくらいだろう」
A「私はね、1メートルくらい!」
B「そうなんだ?」
A「うん! 私知ってるもん!」
B「じゃぁ、私はどれくらいかなぁ。2メートルくらいかな」
A「そうなんだ? それって15センチが6個あるんだよ。私知ってるもん!」
B「そっかぁ。そうなんだね」
隣で聞いていて、吹き出しそうになりました。
学校で単位を習い始めたのかなぁ、それを言いたくて仕方ないんだなぁ、と学校で楽しく学んでいる姿を想像し清々しい気持ちになりました。
でもね、A子ちゃん。
教室から1メートルだったら、このお家から外に出てないからね。
なぁんて野暮なことは言いません。
知ってるよ! と大きな声で言える時期は長くないので、言える間はたくさん言ってね、と心の中でつぶやいたひと時でした。