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大学で「誰かパイロットの秘書やりたい人?」と聞かれ、英語を使う仕事といっても書類だけではなく、英語でコミュニケーションをとる仕事を希望していたので即、手を挙げました。羽田空港内の航空会社の運行本部にて11カ国、75名の外国人のグループセクレタリーとして、来日時の出迎え、航空身体検査付き添い、保健室、不動産業者、引越し業者とのやりとりなどを一人で担当していました。プライベートでも自宅でのパーティーやアメリカの祝日のバーベキューなどに招待してもらい、様々な国の英語に触れ、宗教や食事、考え方など異なる文化を体験できたことはかけがえのない財産であり、児童から成人までを対象とした英語、英会話指導においても大いに役に立っています。英語や異文化体験のエピソードは生徒さんも興味を持って聞いてくれます。
毎日、一日中各国の英語に触れていたおかげで、大学生の頃からTOEICスコアも200点ほど伸び、800点台になり、この頃から仕事帰りに券売機の前で困っていそうな外国人観光客を見かけると英語で話しかけたくなったり、英語で寝言を言うようになりました(笑)
ほとんどがアメリカ人でしたが、アメリカ中でもテキサスなど南部訛りが強い英語の場合、航空機関士のマレーシア人が理解できず、テキサス出身の機長もマレーシアの英語がよく聞き取れず困っている様子でしたが、聞いている私は理解できた、ということもありました。
「機内で隣り合わせた日本在住のスペイン人女性に「何年も日本に住んでいるけど私のスペイン訛りの英語が聞き取れた人はあなたが初めて」と驚かれたり、海外で現地ガイドさんの英語を添乗員さんが聞き取れなかった時に添乗員さんにお伝えして、感謝されたりしたのも今まで多国籍の様々な英語に日々触れていたからこそ、だと思います。現在、世界で英語を話す人の6割は英語のネイティヴスピーカーではないと言われています。通訳ボランティアガイドの際も様々な英語に触れることの大切さ、楽しさを実感しています。