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12月24日(日)には、地元の教会をお借りして、クリスマス発表会を行いました。
普段の教室の中で、この時期には、クリスマスソングをどのクラスも学習しています。それで、その歌をつないだミュージカル形式で、クリスマスのお話「降誕劇」のまねごとを行おうと考えたわけです。
英語圏の文化を知るうえで、聖書の中の出来事を知ることはとても大切な経験だと私は考えております。キリスト誕生にまつわる様々な出来事が書かれている聖書のルカ・マタイ伝を中心に簡単なセリフを作ってみました。
遊び心から、5,6年生PA以上中学生には、「慈しみ深き(What’t a friend we have in Jesus?)」という英語圏でも最もよく歌われる讃美歌を授業時間に取り入れて練習してみました。皆、あっという間に覚えてくれ、そればかりかご家族にも広がりを見せた歌となり、子供たちが新しい文化を生き生きと取り入れてくれることに沸々とした喜びが湧いてくるのを感じました。
アイコンに使っている写真は、子供たちの劇のクライマックス♪「ジングルベル」を、室内も割れんばかりに歌っている様子の写真です。
子供たちの力は、環境さえ与えさえすれば、どのようなことでも自分のこととして取り入れ、力一杯に自己表現することができるのだなあ・・・と今更ながらに、私自身が力を沢山もらった素晴らしい瞬間でした。
9月より継続して注意深く練習してきたフォニックスの助けを借りて、急速に発音が良くなってきている子供達ですので、一人一文ずつの小さな練習課題を「発音教材」として、降誕劇の劇やセリフやナレーターのセリフとして与えましたが、それもしっかり練習して、きれいな発音での発表をしてくれました。教会でクリスマスを共に祝っていた人々から、沢山のお褒めの言葉を子供達に戴きました(^^♪
子供たちの自から伸びようとする力は、よりモチベーションを上げる環境を用意し、そっと背中を押しをしてあげるだけでいい・・・。
そんなことを学ばしていただいたクリスマス発表会でした。
おっと、忘れてはいけません(@@;
もっと素敵なお話がありました。
教会で教室の皆さんたちにもたっぷりと用意されていたショートケーキ。ある方が、そのケーキをお隣のお一人暮らしのおばあさまに届けて下さったそうです。お手製のオムライスを添えて。
なんて、心温まるいいお話なんでしょうか!?
心温まる「本当のクリスマス」が、ここかしこに広がって行ったことを、心より嬉しく思った2017年のクリスマスイブの出来事でした!
皆様の深いご理解とご協力に心から感謝を申し上げます。