「しゃべる」を引き出すメソッドがある。それが、ECCジュニア!

青山台教室

アオヤマダイキョウシツ

土曜日開講

土曜日開講

幼児歓迎

幼児歓迎

お問い合わせ

HP専用ダイヤル

(講師直通)

050-5268-6709

※お問い合わせ専用ダイヤルです。営業を目的とした連絡は固くお断りします。

教室日誌一覧

2021.3.25

ディベート練習会

ディベート練習会

2021/3/14@zoom
 
ECC関西ディベート練習会がオンラインで開催されました。
前回見学させていただき、中高生たちが英語話者として成長する姿を見て感動!!
ぜひ青山台教室からも参加したい!と、こどもたちに告知したところ、中1生が1名参加してくれました(^^)

初めて参加する人たちのためのレクチャーは、立論と反論のしかた。
ディベートは相手チームを論破するのではなく、第三者であるジャッジを説得するゲーム。そのためには自分たちの論点をわかりやすく話さなければなりません。
すべてのスピーチの基本となるのは
 
Assertion (主張)
Reason (理由)
Example/Evidence(例/根拠)
Assertion (再主張)
 
この頭文字を取ったAREAという型です。

レクチャーではまずAREAを使う練習として、「田舎と都会、どっちに住みたい?」をペアで自己紹介代わりに披露します。
 
A: 私は都会に住みたいです。
R: 便利だからです。
E: たとえば、コンビニが近くにあってすぐ買い物に行けたり、電車やバスがたくさん走っていてどこにでもすぐ行けます。
A: だから私は都会に住みたいです。
 
さらにナンバリングを使うと、
 
A: 私は都会に住みたいです。
R: 便利だからです。
E: 例が2つあります。
1つ目はコンビニが近くにあってすぐ買い物に行けること、2つ目は電車やバスがたくさん走っていてどこにでもすぐ行けることです。
A: だから私は都会に住みたいです。
 
もっとわかりやすくなります。

立論のしかたがわかったところで、チームの役割を確認します。1つのチームに役割は3つあり、立論や反論を分担します。
実際のラウンドへ移る前に、みんなで1つの役割のスピーチシートを作ってみます。
論題は「鬼ヶ島のオニは退治されるべきである」。
オニがいることで現状どんな問題があり、それがどれほど深刻なのか、オニがいなくなればどんないいことが起こり、それがなぜ重要なのか、みんなのアイディアを集めてAREAの型を使って作っていきます。

そして、最後に反論のキーワードを学びます。

レクチャーはここまで。
さあ、いよいよラウンドです。
 
論題
”We should introduce grade-skipping system”
(飛び級制度を導入すべきである)
 
肯定チーム・否定チームに分かれてプレパレーション(準備時間)に入ります。本来は15分間のところ、初心者なので25分間です。
この短時間の間にチームで相談して論点を2つ決め、役割を決め、各自英語でスピーチを作ります。辞書は使ってOKですがネット検索は禁止。自分たちの経験や知識をフルに使って考えます。

そしていよいよラウンド開始!
それぞれのチーム最初の2人は持ち時間3分、最後の1人は2分でスピーチします。
私が立ち会ったラウンドは中1生たちのチームが以下の論点でディベートをしました。
 
●肯定チーム「飛び級するべき」
①本当に必要な勉強ができる
②人生の時間が有効に使える
 
●否定チーム「飛び級すべきでない」
①生徒にとってストレスになる
②勉強に取りこぼしができる
 
最後はエア握手をして終了。
しばしジャッジたちの相談タイム。
結果は…
ストレスの論点が崩されず最後まで残ったということで、否定チームの勝ちでした!
 
一生けんめい英語を使って話そうとする中1生たち、とってもかっこよかったです♡
 
初参加のわが教室生に感想を聞くと、難しかったけど次もまた参加したいとのことでした。
 
次回はもっとたくさんの教室生が参加してくれますように(^^)

2021.3.14

漢検®︎英検®︎合格おめでとう!

漢検®︎英検®︎合格おめでとう!

2020年度最終の検定合格通知が届きました!
 
漢検®︎
3級 1名(中2)
6級 1名(小5)
7級 1名(小4)
8級 2名(小3)
10級 1名(小1)満点
 
英検®︎
準2級 1名(中3)
3級 1名(中1)
 
合格おめでとうございます!!

2021.2.23

英語でディベート

英語でディベート

2021/2/14&21@zoom
即興型英語ディベート教育ジャッジ研修に参加しました。
 
研修主催団体PDAが普及活動している「即興型英語ディベート」は、英国議会を模した「パーラメンタリーディベート」という型のディベートを高校の授業時間内にできるようアレンジされたものです。

PDAはディベートによって培われる力として
①英語の表現力
②論理的思考力
③幅広い知識
④プレゼンテーション力
⑤コミュニケーション力
 
をあげています。
まさに時代が求める英語力のカタチ‼️
 
文科省は学習指導要領の改定により、英語教育の一環としてディベートを推奨しています。
ECCジュニアも小学生の教材からディベートの要素を取り入れています。
 
人を教えるのに中途半端な知識ではいけないと、今回一念発起して研修に飛び込みました。
といっても、高校の先生方がたくさん受けられる中、「民間特別枠」としてECCのホームティーチャーだけが集まっての研修。オンラインということもあり、北海道から九州まで全国のお教室の先生方とご一緒できました。ハードな練習で苦労を共にし、久々の部活動みたいでなんだか楽しい時間でもありました。

ところで…
 
《ディベートってなに?》
 
私自身そうだったのですが、「ディベートって相手を言い負かして喜ぶやつでしょ?」と思われている方が多いのではないでしょうか?
実はそうではありません。
 
ディベートは、相手を言い負かすのではなく、ジャッジを説得することを競うものです。

たとえば「宿題はなくした方がいい」という論題をディベートするとします。
 
肯定チームは「宿題をなくしたらこんないいことがあるよ、だからなくしましょう!」と、宿題をなくした方がいい理由と具体的な例やエピソードなどを分担して説明します。
 
否定チームは「宿題をなくしたらこんな困ったことになるよ、宿題がある方がいいんだよ!」と、宿題をなくすべきでない理由と具体例などを分担して説明します。
 
それぞれ相手チームに反論もします。

両方の論点を聞いて最後に勝敗を決めるのは、第三者であるジャッジです。
どちらのチームの言い分がより説得力があったかでジャッジが勝利チームを決めるのです。
 
肯定•否定どちらのチームに入るかはランダムに決まります。自分の意見とは違う側につくこともあります。この経験がとても貴重で、自分自身の意見とは反対の主張をすることで視点が増えます。ディベートをすることで物事を複眼的に見る力がつくのです。

また、様々な論題をディベートすることで、身の回りや社会で起こっていることに問題意識を持ち、知識を深めたり広げたりするようになります。
 
反論するために、相手の意見をしっかり聞いて要点をつかむ力もつきます。
 
もちろん、自分の意見を伝えるための表現力も向上していきます。
 
何より即興型英語ディベートは、論題が発表されてから準備時間たったの15分間、一人が話す時間も2〜3分という短さ。どんどん頭を回転させて次々に説明を繰り出さないとすぐ時間切れです。負荷がすごい分、話す瞬発力がかなりアップします。
 
今回の研修でディベートのおもしろさがわかったような気がします。
レッスンの中でこどもたちに還元できるように、今後も勉強を続けていきたいです。