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2020年2月10日
家庭の役割と学習

教科書の改訂、公立高校の入試や大学入試の切り替えと日本の教育全体が大きく変わることで 小学校での学びは これまで以上に重要になります

 

大きな変化の波の中で 大切なのは 保護者の皆様が『お子さま達は大きな変化の渦中にいる』という意識を強く持って頂くことです

 

改訂期には 学び残しや習熟度の差異が出やすくなるため状況に応じたフォローアップが必要です

 

ご家庭でどのようにフォローすれば良いのか一番戸惑うのが『思考力・判断力・表現力』ではないでしょうか
予習や復習をはじめとする学習習慣の定着や 苦手な科目を作らないこと そして『なぜ』『どうして』と考える習慣を身に付けることが大切です

 

お子さまと一緒に『なぜ』『どうして』と解決策を考えてみたり お子さまに 自分の考えを自分の言葉でまとめさせてみたり 普段の生活の場面で出会う課題に取り組むことで
ご家庭でのフォローがしやすくなります

 

世界のどこにいても 生きていくための力をつける基盤作りを ご家庭の中でも育んであげてください

2020年2月7日
小学英語本格スタート 

小学英語の新しい教科書は『誰が見ても驚かされる』というのが第一印象でしょう。
ページ数は最も多いもので158ページにも達します。
正式教科になったことで『読む』『書く』の学習が加わり、ターゲットセンテンスや単語などの文字量が増え、中学校の教科書に近づいた印象があります。
極めて学習内容が多く、小学5~6年生が 週2時間でこなしていくのは 厳しいと思われます。
結果として『英語嫌いな子どもたち』が出てしまう懸念が多いようです。

 

600~700語という習得すべき単語数だけでも大変ですが、場面別・機能別の定型表現では be動詞・一般動詞・過去形・助動詞・不定詞・動名詞などが絡む表現も目白押しです。子ども達が混乱して自信をなくしてしまわないように
配慮する工夫が必要になると思われます。

 

語学の習得の基本は、反復練習以外にありません。
学んだことを『読む』『書く』という作業を通じて しっかりと習得させ定着させることが大切です。
小学英語において新たに加わった『読む』『書く』の習得度の違いが 中学校でさらに拡大することが懸念されます。
高校入試段階で最も学力格差の大きい科目は英語です。
4技能化が進む高校入試や大学入試に向けて 基礎となるべき小学英語の重要性を強く認識し、地道に積み重ねる学力を養いましょう