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9月1日(日)台風接近で開催が、当日まで危ぶまれましたが、無事、ECCジュニア中学生英語暗誦大会高松センター杯が行われました。この大会は、香川、高知の教室が参加する大会です。
今年は笠田教室からは、中学1年生2人、中学3年生3人の計5人が参加しました。5人が5人とも何も言わずとも、どのような発表にするか自分で考え、本番までに仕上げ、当日は本当に素晴らしい発表を成し遂げました。それぞれの真剣に取り組む姿勢、努力、頑張りは私の誇りとしてしっかりと心に刻まれました。
そしてJE部門で中学1年生が2位、JA部門では中学3年生が1位を受賞しました。本当におめでとう!!
参加した生徒さん達は、自分の目標に対して達成、またはどれだけ近づけたのか、各々あったと思いますが、
これからまた自分で何をすべきか考え、前に進んでいって欲しいです。
暗誦は、英語学習の基本がギュッと詰まっています。
英語を習得する過程そのものを短い期間で体験出来ると言ったら良いでしょうか。
また、文中に自分が気になる単語やフレーズが出てくれば、それは長期記憶として残り、いずれ自分の言葉として使えるようになります。
言葉はもともと真似から始まり、真似して言うことから次第に自分の言葉として残っていき、それが積み重なり、習得に繋がっていきます。
だから、暗誦は、言語習得に最も大切な学習法の一つな訳です。
そして暗誦大会は普段一緒に勉強したことのない他の生徒達の発表を見ることができ、いつも同じ教室で勉強している仲間の本番でしか見せない発表の姿も見れる貴重な機会でもあります。同じ教材で学ぶ人たちの頑張る姿は、とても良い刺激になり、モチベーションも上がります。
机の上だけでは得られない沢山の事があります。これこそが本当の「学び」をもたらします。
中3生の課題文のひとつに、“Connecting the Dots”、Apple創設者であるスティーブ・ジョブズさんのスタンフォード大学の卒業式での彼のスピーチの中のフレーズがタイトルになった課題文があります。
私は数年前にスティーブ・ジョブズさんのスピーチを知り、その全文を聞きました。その言葉や内容が本当に心に響き、これを共有したいと思い、教室のお手紙に3度ほど書いたこともあったので、彼のスピーチを全て聞けば、より深い解釈が出来、今回の発表がより素晴らしいものとなるだろうと、生徒達には、スティーブ・ジョブズさんのスピーチ是非聞いてみて、と伝えました。実際聞いてみたかどうかは彼らに任せました。
こんな取り組みにも自分自身で気付き、実感し、たどり着くことが大切です。生徒達がこのような気付きを得てくれていれば嬉しいなと思っています。
このような学びが出来る暗誦大会、そんな暗誦大会に挑んだ生徒達は、彼らにしか得られないことをたくさん学べたことでしょう。特に、受験生である中学3年生、真摯に暗誦に向き合い努力し、大会に挑んだこと誇りに思います。彼女達はこれまでもずっと色んな挑戦をしてきました。挑戦し続けることほど難しく、大変なことはありません。でもそれをやってのけている事、挑戦した今回のこの「点」も、きっとこの先の人生で何かに繋がるでしょう。これからも自分を信じ、挑み続けて欲しいと思います。
そして、Stay Hungry! 今後も現状に満足することなく、常に、貪欲に色々なことに挑戦し、視野の広い人に成長していって欲しいです。