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2歳から、78歳の人まで、
英語を教えていての体感ですが、
英語に接するのは、
やはり、
小さな頃からがいいと思います。
幼児の英会話
私自身、英語を中学校から学習した世代ですが、
幼児の発音の良さにはかないません(×_×)
ワシントン大学の学習脳科学研究所所長・Patricia Kuhl(パトリシア・クール)氏によると、9歳ころに、言語習得の臨界期があるそうです。
9歳を過ぎると、
論理的思考力がついてくるので、
日本語で理解して、
また文字で言葉を理解するので、
英語の音そのものを吸収することがたいへんになってきます。
9歳の壁
その原因は英語と日本語の、音の周波数の違いにもあります。
日本語 125ヘルツ~1,500ヘルツ
英語 2,000ヘルツ~12,000ヘルツ
日本語は母音(a,i,u,e,o)が中心で、周波数が低く、
英語は子音( b,c,d,f,g, など)が中心で、周波数が高いのです。
私たち日本人には、風の音みたいに聞こえますね
日本語耳ができてしまうと、
Good morinig を、「ぐっど もーにんぐ」
ローマ字で書けば、guddo mooningu とそれぞれの単語の後に、
「o お、u う」と母音がはっきり入ってしまいます。
ネイティブの発音だとd,gの子音で終わるので、
その部分が私たち日本人には聞き取りにくく、
「ぐっもーにん」
と聞こえますよね。
「あいうえお」をはっきり発音する日本語耳ができてしまった、
9歳以降に英語を聞くと、
発音も聞き取りも難しくなるのです。
また、英語は、日本語と違って、単語ごとにくっきり発音するのではなく、
意味のあるフレーズをひとまとまりの音として発話します。
文字から先に入ると、どうしても、単語、単語で発音してしまいます。
子どもの頃から、英語(高周波)と日本語(低周波)の両方を聞くと、
他にもいいことがあります!!
音楽、ダンス、スポーツなどの能力開発にも有効です
でも
このブログや、YouTubeで、
英語が聞こえる環境を作りましょうとお伝えしたように、
9才を過ぎてからも、
ご紹介している様々な工夫で
リスニング力をつけることは可能ですので
あきらめないでくださいね♪
日本にいて、
留学しているような環境を作ることを、
お伝えしたところ
先日、保護者の方から、
とても嬉しい、メッセージをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
教えて頂いたYouTubeやAmazonのプライムビデオで映画など、
親子ではまって見ています
そしたら先日、子ども(5才)が、
YouTubeで英語版のドラえもんを見つけて観てました
今日も英語のアニメを親子で観ていたのですが、
お兄ちゃん(小3)は画面に背を向けて他のことをしながら、
耳だけ傾けている様子でした。
すると主人公が
「My shoe has gone.」
というセリフを言った瞬間、
パッとテレビのほうを振り返り、
片方の靴が脱げているのを見て
「あ、本当やん。靴なくなっとる。」と言ったのです!
「え~!?聞き取れてたの?」
とびっくりしてしまいました!
画面は見てなかったので、ヒヤリングだけで状況を読み取って、
画面見て確認したっていうことに
我が子ながら感心してしまいました!!
文法中心の英語教育しか受けてこなかった私にとって、
ひたすら英語のシャワーを浴びるという方法で英語力がつく、
というのがピンとこなかった部分があったのですが、
今日のこの出来事で
「なるほど! こういうことか!」と
理解できたように思います♪
嬉しいメッセージありがとうございます☆
これからも、楽しい英語の道をご一緒に歩いて行きましょう!