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2020年12月7日
生まれた時から危機の中

PAクラスの授業で、寄付について学習し、全生徒が、自分で選択した慈善団体への寄付をするために、毎月いくらずつ貯金するかについて、また、何を目的としている団体なのかなどについて、プレゼンテーションをしてくれました。
来年のこの時期に、実行に移せた生徒が何人いるか、楽しみです!

 

私自身は、10年ほど前から、複数の団体に寄付を続けてきました。ユニセフはその一つです。
日本も戦後、何年もに渡り、ユニセフの支援を受けてきました。生徒たちの祖父母様や曽祖父母様がお世話になったのですね。
私の長男は、国境なき医師団やWWFに寄付しているようです。
生徒たちの多くがWWFを選んでいましたよ。

 

諸外国には、寄付だけで運営している団体がたくさんあるようですが、日本は寄付の精神が希薄な国だと言われています。身近に困っている人がいたら、救いの手を差し伸べるのでしょうけど、見知らぬ誰かに対しては違うのでしょうか。
クリスマスというのは、子供がプレゼントをもらう日だけではなく、困っている人々と少しずつ幸せを分かち合う日でもあります。

 

故マザーテレサのノーベル平和賞受賞を記念して英語で作成され、学校で配布された小冊子を、中学生の時に読んだ私は感銘を受けました。
マザーのように、側溝で半分死にかけ、体にうじ虫が湧いている人を抱きかかえて、一つずつ虫を取ってあげることは、私には無理そうだけれど、大人になったら、せめて寄付ぐらいはできるようになりたいと、思いました。
でもマザーいわく、「身近な人々を愛することから始めるのが一番大切」ということです。他国への寄付より先に、「自国の、愛に飢えている人々に救いの手を」とも、おっしゃっていました。

 

というわけで、私も、生徒たちに厳し~い愛情を注いでいきたいと、改めて思うことでした。(笑)