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2021年1月12日
新しい大学入試の傾向と対策
新しい大学入試の傾向と対策

昨年までの大学入試のセンター試験は、読解などの筆記部門と、リスニング問題の点数比率が4:1でした。
ところが、今年度からの新しい共通テストでは、なんと1:1になるのです。しかも、1回しか読みあげられない問題が含まれます。そうです!これからは、より高いリスニング力を身に付けておく必要があるということなのです。

 

~リスニング力を高める方法~

ネイティヴスピーカーの英語をリピートしたり、シャドウイングしたりすることが有効です。
自分で発音できない単語やフレーズは聞き取れないので、発音や音のつながりなどを、きちんと練習しておくことが大切です。
発音を習得しやすい幼児期から小学校低学年までに始めることが対策の一つになります。俗に「10歳の壁」と言われています。個人差はありますが、19年間の経験上、割合としては、小学校3年生までに始めた生徒のほうが、断然リスニングに強いのは確かです。
また、聞こえた内容を書き取るデイクテーションも効果的です。

 

~筆記部門はすべて長文読解問題になります~

後半の大問5と6で難度が高く、模擬テストを見る限り、センター試験より難度が上がっています。
後半に時間をかける必要が出てくるので、前半の大問4までをスピードを上げて、スラスラ読みこなす基礎力が必要です。基礎力と言っても、読解が苦手な生徒にとっては、決して簡単な問題ではありません。
似たような単語を瞬時に区別して、正確に読み進める単語力と、話の展開を確実に理解できる国語力が不可欠です。

 

~当教室でやっていることばかりです!~

当教室では、読む、書く、聞く、話すをバランス良く取り入れたトレーニングをおこなっています。

 

また、毎回の小テストや暗唱・音読発表、読解問題の宿題(高校生)、デイクテーションの宿題(中学生)で、未来を生き抜く確かな英語力を付けていきます。

 

進むべき道とやるべき方法は示しています。後は、本人がどれだけ本気で取り組むかにかかっています。
素晴らしい教材が「宝の持ち腐れ」にならぬよう、切に願っています。