中学校の教科書が変わりました!
今回はマイナー改訂ですので、1年間で学習する文法項目などの大きな変更はありません。
が、2021年度の大幅改訂以来、なぜ、こんなにも、中1の最初から落ちこぼれが増えるのか・・
私がECCジュニアを始めた24年前は、中1の1学期のテストの学校の平均点は、80点ぐらいありました。
が、近年は学校の平均点が、中1の1学期になんと「40点台~50点台」ということが増えてきたのです。
うちの教室生たち(小学校から真面目に宿題・課題をこなしていた生徒たち)は90点~100点を取るので、英語だけでかなりの差を付けることができているのです^^
小学校で英語が正式科目になったのに、中学になった途端、落ちこぼれとは?と思うでしょうが、やり方にも問題があるのです。
週に1~2回、わずかな時間、英語に触れただけでは、ほとんど忘れて身に付かないのです。実際、うちの生徒たちがそう言っています。ECCジュニアのように、365日をサポートしてくれるようなシステムや、主導する講師がいなければ、力は付いていかないのですね。
日本語の「動詞」「形容詞」などを小学校でも教えて、品詞に敏感にしておかないと、中学でいきなり文法が始まって、ユニット0から「be動詞、一般動詞、canを使った文、動詞の過去形を使った肯定文や疑問文」がいっぺんに出てきたら、国語が苦手な子たちは、もうお手上げなのです。お父さん、お母さんが中学生だった頃とは違うのです。
今回のマイナー改訂では2024年度までと比べ「書けなくてはならない語彙をかなり減らしてある」ようですが、この傾向が続くとは限りませんし、語彙数を減らしても、文の量がかなり増えているページもあります。また、私立高校受験や大学受験、英検®では、教科書から出されるわけではないので、より多くの語彙・表現を知っていて、使いこなせることが重要です。
最初から「全くお手上げ」という状態を回避するためにも、早くから英語に親しみ、学習習慣を付けておくことが鍵なのです!うちの教室でも、文法が苦手な子たちは、日本語での動詞・形容詞の区別が苦手です。かと言って、ECCジュニアでは基本ばかりをさせる訳にもいかず、得意な生徒は伸ばしていかなくてはならないので、そこがジレンマです。
今回、語彙を減らしたという教科書の、ユニット0とユニット1を読みましたが、冒頭で述べたように「いろんな文法がごちゃ混ぜに、すごい量で出てくる」のは変わっていません。でもそれが自然な会話だからですね。昔と比べ、最近の教科書は「自然な会話形式」を何よりも重んじています。そうなるとbe動詞だけで話す、とか、疑問文や否定文を使わずに会話する、なんてのは無理だから、仕方ないのですね。
苦手な子ほど、早くから、ゆっくり、じっくりと!
素質のある子は、早くから、更に得意にしていく!
☆中学1年生は待ったなしです。迷っている方はお急ぎください。「あれ、なんかうちの子、英語が分かっていないかも」と思った時は、遅いことが多いのです。今なら、本人の努力次第で、まだ間に合います。
☆「うちの子は速習タイプではない(時間がかかるほう」という場合は、年中さん、遅くても小1から始めてください。中学までの時間が多ければ多いほど、修正が効きます。
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理子:あっ、こんにちは、ソフィア!春休みはどうだった?
ソフィア:すばらしかったよ。友達とラグビーの試合を観戦して楽しんだよ!スタジアムに行ったの。あなたはどう、理子?お休み楽しかった?
理子:うん、私もすばらしい時間を過ごしたよ。祖父母の家へ行ったの。そこでとてもおいしい海鮮を食べたよ。
これは中1の教科書のユニット0のやり取りの日本語訳の一部です。ユニット0は、ほとんど小学校の復習ですので、教科書には英文だけが掲載されていて、実際にこんな会話をしてみましょう!となっています。
小学校だけでこれができるはずはありませんし、うちの教室で、小学校で英検®3級を取得した生徒たちでも、例文なしでは言えないと思います。
だから、PIやPAが難しいと言って、くじけている場合ではありませんね。その子にできる範囲だけでもいいので、頑張っていきましょう!
遅くなりましたが、2024年度の3学期の目標を達成した生徒の皆さん、おめでとう!よく頑張りましたね。
今年度もマイ・ゴールの用紙を人数分、印刷して用意しました。
孫を見に東京に行った際に、子供達の好きな「うまか棒」のようなお菓子を見かけたので、一人一本ですが、買ってきました。(お土産用で、普通のよりかなり高いので、ご勘弁を^^;)
アレルギーのあるお子さんの場合、表示を見て、保護者様が判断してください。(責任は負えません)