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去る12月25日に、鹿児島市で長年一人暮らしを頑張ってきた父が、救急車で運ばれたため、急遽、レッスンを26日に振り替えさせて頂き、駆け付けることができました。影響のあった土曜クラスの皆様には、大変ご迷惑をお掛けしましたが、暖かいお言葉をたくさん頂きました。お礼の返信ができなかった方々もいらっしゃたかと思いますので、この場をお借りして、御礼申し上げます。
駆け付けた時はかなり状態が悪く、医師から延命治療や終末期緩和ケアの話があったのですが、翌日には話ができるようになり、31日には救急病棟から一般病棟に移れるまでになりました。ですが、肺と心臓が元々悪いので、もう一人暮らしは無理なようです。一般病棟でも車椅子生活をしています。
鹿児島市内の病院と何度も往復する日々なのですが、さすがに長くは続けられそうにありません。
年末年始を当てにしていた仕事もできず、新年度のクラス編成も進みませんので、曜日の確定は大幅に遅れる見込みです。
母は27年前に病に倒れ、19年前に亡くなったのですが、7年半に渡る病院や施設での寝たきり状態の母を、父は仕事をしながら、毎日、一人で看護し続けました。私も週子供たちを連れてほぼ毎週看病に行きましたが、子供たちも小さかったので、父の代わりはできませんでした。
母が亡くなって19年間、父も何回か入院したものの、これまで気丈に頑張ってきました。
思えば、20年前にECCの教室開設の話を友人から勧められた時、迷っている私の背中を押してくれたのは父でした。できる限りのことをしてあげたいとは思いますが、ECCをすぐに放り出すわけにもいきません。
今後、急な変更などでご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、今後とも、よろしくお願い申し上げます。
父と母は夫婦仲が良く、父の長年の献身的な看病振りを見て、多くの看護師さんやヘルパーさんが、「生まれ変わったら、〇〇(父の名)さんのような人と結婚したい。」とおっしゃっていました。
娘の私が言うのも何ですが、父は若い頃、とてもハンサムで、東洋のアランドロンとの異名があったとか・・結婚前、船乗り(機関士長)だった父には、港港に女がいるのではという噂もあったとか無かったとか・・実際は全くそのようなことは無かったようですが、結婚してからも毎年たくさんのバレンタインチョコをもらってくるので、母は気が気ではなかったようです。父はチョコは好きではなかったので、すべて私たち娘たちの餌食となりましたが・・
父親参観日は「〇〇ちゃんのお父さん、かっこいい~」と言われるので楽しみでした。私が小学校低学年の時の担任の女の先生は、私を邪険にしていたのですが、父を見た途端に、猫なで声で「〇〇さんのお父さん、かっこいいね、お仕事場に社会科見学に行かせてもらっていいか、聞いてくれない?」と言ってきました。
そんな父も今では、加藤茶と水谷豊を混ぜたような感じですが・・
余談が長くなりましたが、ここからが本題です。
オミクロン株が流行り出し、冬休みに入ってから、全国的に新規感染者数がうなぎ登りで、現時点で438名となっています。
病気のため予防接種ができない父の病院と行ったり来たりしますし、病院にコロナを持ち込まないためにも、また、教室に持ち込まないためにも、直近1週間の新規感染者数が10万人当たり0.5を超える地域との往来や、帰省者との濃厚接触があった場合、2週間はリモートでの受講をお願い致します。
では、皆さま、2022年も、よろしくお願いいたします。