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2023年4月6日
英語教育の現状

~親として、知っておくべき英語教育ニュース~

日本の英語教育が大混乱 “英語嫌い”“英語が苦手”な子供が増えている!
ご存じですか?2020年からの学習指導要領改訂で、中学生で“英語嫌い”になる子どもが続出していること、英語に劣等感をもつ中高生が急激に増えていること。

 

「小学校で英語学習が始まったから、わざわざ英語教室に習いに行かせなくても学校に任せておけば安心」とお思いの保護者様、残念ながら、現実は全く逆の事態となっています。
幼児~小学生の間からECCのような英語教室で本格的に英語を学んでいる子供とそうでない子供は、中学になってから、英語力に非常に大きな差ができてしまい、「すごく英語が得意な子」「英語が大嫌い!」な子の二極化が進んでいます。

 

その理由は・・・。

小学校で教科となった5,6年生の英語での本当のつまずき。
小学校の授業で、小学3,4年生で歌やダンスを通して「英語に親しむ」学習をしてきた子供たちは、5,6年生で教科となった英語で通知表にも評価されるようになります。

ただ、新学習指導要領では、小学生の間に600~700語の単語を習うことになっていますが、実際には小学校の授業では、毎回単語テストがあるわけでもなく、確実に単語や文の読み書きができるまでの指導はなされていません。

さらに、系統立てた文法事項の学習は行いません。通知表の評価がまあまあ良くても、「なんとなく習った文は真似して言えるけど、どうやって文を作るのかはわからない・・。」「単語や文の読み書きはあまりできない。」さらには「なんか教科書に英語がいっぱい書いてあるけど、全然わかっていない。」という状態の子供がほとんどのまま、小学校を卒業することになります。

 

中学校の英語教科書の難化→今や、中1でも定期テストの学校平均点は40~50点台しかない現実。
2021年の学習指導要領改訂で、中学校の英語教科書も大きく変わりました。語彙が従来の1,200語程度から1,600~1,800語に増やされ、
それに小学校での語彙が加算されたため2,200~2,500語にまで増えて、旧課程の約2倍にもなったのです。

それまでの教科書のように、ABCからゆっくり習うなどという余裕はどこにもありません。なぜなら、上記の600~700語の英単語は小学校で習っていることを前提に教科書が作られているからです。Sunday, Januaryなどのような曜日や月の単語を含め、基本的な多くの単語が「小学校で習ったでしょ。

だから中学校では、あえて新出単語としては教えません」という前提で教科書が作られています。

さらに文法項目では、驚くことに、中1の教科書でbe動詞と一般動詞がレッスン1に同時に登場し(それまでの教科書では別々に導入)、
両方の肯定文、疑問文、否定文が次々と出てきて、疑問詞や助動詞なども早いスピードで導入されるなど、学習内容が非常に多く、構成もわかりにくくなり、生徒は理解が追いつかず、教える側の先生にとっても「理解させるのはもう無理・・」と弱音を吐きたくなる内容です。
文法を初めてきちんと習う中学生にとっては、あまりにも厳しい状況で、「わからないから英語なんて大嫌い!」と思う生徒が多くなることもうなずけます。

 

その結果、以前はABCからゆっくり習うため、テストの学校平均点は80~90点が当たり前だった中学1年生の定期テストの平均点は、今や40~50点台に落ちてしまっています。つまり、一番大事な英語の基本文法を確実に定着させることなく、授業ばかりが進んでしまっているのです。

 

しかも、それまで高校で学習していた現在完了進行形や仮定法、原形不定詞などの高度な文法項目まで中学校での学習内容に下ろされました。これらは、高校生にとっても難しい内容であったのに、基本的な文法項目さえ置き去りにされてきた中学生には全く理解できない状態になってしまう恐れがあります。このように、中学校からの英語学習は、以前に増して「英語嫌い」になりやすい環境となっているのが現状です。

 

今こそ、お子様の英語学習は、英語教育専門のECCジュニア垣内南町教室にお任せください!