2019年11月24日
今日のPIクラスのレッスンで嬉しいことがありました。
スタンプチャレンジをしていると、一人の生徒が、『先生、ここ何回も練習してきたから、暗唱に挑戦してみていい?』と聞いてきました。嬉しいリクエストに『もちろん!やって、やって!』と答えました。
最後までしっかり暗唱出来た後の生徒の顔がとっても誇らしげな表情だったのが印象的でした。普段はどちらかというとおとなしい子で、あまり自分からこれをやってみたいということがなかったので、その自発的な挑戦に感動しました。
私がやりなさいといって挑戦するのと、自発的に挑戦するのとではその成長度合いが全く違います。やりなさいという強制では成長しません。
そして自発的に挑戦する生徒を見ると他の生徒も影響を受けます。今日もその後『私もやってみようかな』と、他の生徒も暗唱に挑戦してくれました。生徒が成長するのは生徒同士が刺激し合う時だと思います。いい影響をお互いに受けてどんどん成長していってもらえるようなクラスを作っていきたいと思います。
2019年11月23日
1・2年生クラスで暗唱練習をしました。
暗唱については以前にも書きましたが、暗唱する絵本の内容をしっかりと理解していることが大切なのと、感情をこめて読む表現力をつけて欲しいと思っているので、まずは日本語で音読練習をします。
早速一度読んでもらうとみな上手に音読することができました。ただ最初から感情をこめた音読ができるわけではありません。表現力を着けた音読をするには何回も練習が必要ですが、何回も読んでねというだけだとみんな飽きて練習してくれません…。表現しながら読むということをするからこそ、うまくなるために何回も練習してくれるんだと思います。
でも表現をつけた音読ってどうするの?となりますよね。なので一度読んでもらった後、『先生が一回読んでみるから聞いててね』と言って読んでみました。ここぞとばかりに感情をこめて、物語に出てくる毛虫になりきって読んでみました(笑)少し大げさにする方が子どもたちにはわかりやすく、面白いと思ってくれるようです。読んでいるとみんなどんどん笑顔になって、『面白い、面白い』と言ってくれました。”表現をつけて読むと面白い”と感じてもらうという企みはなんとか上手くいったようです…(笑)
私が読み終わると早速『僕、もう一回読んでみる』との声が。役の声を変えたり、食べ物を見つける場面のところで大きな驚いた声を出してみたりと2回目の音読で早くも表現しようとしてくれました。
それを見ていた他の生徒も2回目の音読に挑戦していってくれました。
これから、もっともっと表現力が磨かれていくと思います。これからの練習が楽しみすぎて、今からニヤニヤしてしまいます。みんな頑張ろうね!
2019年11月22日
中間北教室では付箋をいろいろな場面で使っています。レッスンに付箋は欠かせません。大・中・小常にそろっています。
単語テストにも付箋を使っています。3年生以降になると単語テストをはじめます。
テストと聞くと難しそうに聞こえますが、そんなことはありません。単語の綴りをなんとなく意識していこう、音と文字を自然に結び付けていこうという趣旨でやっているだけでテストではないんですが、『テストでこれだけできた!』となると、みんなのモチベーションが上がるので、あえてテストと呼んでいます(笑)
単語テストを初めてする時は『え~。テスト~嫌!』となりますが、一度やると単語テストが大好きになってくれます。『今日は単語テストやらんの?やりたい!』とリクエストがきたりします。
やり方は簡単です。
まず学習した単語を数分間、ぶつぶつ読みしたり、眺めたり、空書きしたり、なぞったりしながら綴りを覚えていきます。
そして時間が来たら、『よーいドン!』でホワイトボードに覚えた単語を書いていきます。ホワイトボードに書いた単語の綴りが正しければ、私が”OK!”と言います。OKになった生徒は付箋を私から受け取り、付箋にもう一度綴りを書き、該当の単語にその付箋を貼ります。その作業を繰り返します。制限時間内(3分~5分)にいくつ書けたかを最後に確認します。
最初は5分で2個、3個しか書けません。それが半年もしないで1ページ全部書けたり、生徒によっては違うページの単語まで書くようになります。
やっている間に、スペルアウトして覚える、音を絡ませて覚えるなど、各自がコツをつかんでいくようです。私は、書いて覚えなさいなど、こうして覚えなさいということは一切言いません。覚え方の紹介をするだけで、どれを選択するか、またはオリジナルの方法を考え出すかは生徒に任せています。でも半年もするとだいたいみんな6~8個は書けるようになります。子どもの能力は素晴らしいです。
単語テストをなぜしているかというと、綴りに少しづつ注意を向けて欲しいということもありますが、単語を読めるようになるからです。これを始めてから読めるようになるのが速くなったと感じます。
中間北教室では付箋を他にもいろいろな場面で活用しています。その他の付箋活用術も機会があればご紹介します。
easygoingやhonestなど比較的綴りの長い単語も書けるようになります。
この日は時間内に左ページの6個が終わったので、右ページにも引き続き挑戦。
5分間で合計11個も書けました。
2019年11月22日
ECCジュニアでは今年度小学1・2年生と5・6年生用のテキストが改定されましたが、来年度は3・4年生用のテキストも改訂されます。
そのテキストの内容を勉強するために研修に行ってきました。5時間もの長丁場で少し疲れましたが、来年度の教材について知ることができました。ただ、まだまだ教材研究ができていないので、これから徐々に教材研究をすすめていきたいと思います。
今年度の反省をいかして来年度はもっと生徒のみんなの記憶に残るレッスンをしていきたいと思います。
研修中、他の先生方の前でデモレッスンをする役を仰せつかりました…(汗)研修が終わった後、先輩の先生から『デモレッスン、すごくよかったよ。うちの子どもを先生のとこに行かせたいわ』と仰ってもらえたことがとっても嬉しかったです。優しいお言葉、ありがとうございました。これからもよりよいレッスン、生徒サポートを目指して精進していきます!
2019年11月21日
12月にはECC児童英語検定試験・筆記、1月にはネイティブの先生との面接試験があります。これからしばらくはレッスンの中で4月からの学習内容を復習していく時間が増えそうです。
児童英語検定試験の復習と並行して中間北教室では物語の暗唱に力を入れていきたいと思っています。
暗誦には英語力をアップさせる効果があると確信しています。それぞれのレベルに合わせた物語を暗唱することで発音が良くなっていきますし、物語一冊という大量の英文を暗記するのでリスニングやスピーキング、リーディング力も上がっていきます。読めない単語は発話できない、発話できない単語は聞きとれないのです。反対に読めて発話できる単語はリスニングスピードが上がっても聞きとることができます。
暗誦で大事なのはまず絵本の内容をしっかり理解することです。そのために日本語でまず読む練習をします。日本語で先に練習した方が心をこめて台詞を読みやすいからです。感情をこめて台詞をいえるようになるとだんだんとみんなのってきてさらに練習してくれるようになります。
暗唱できる物語は長く記憶に残ります。英語力を押し上げてくれます。
先日、幼児から6年生まで全員にどの物語を暗唱するかを決めてもらいました。絵本の選び方にも個性が出るのが面白いところです。すでに何冊か暗唱できる絵本がある生徒もいますが、3学期の目標は単に暗唱するだけではなく、暗唱を通して表現力を身に着けていく!です。
先日生徒の一人(中学生)が暗唱大会に出場し、見事県大会へと行くことになりました。それぞれの役やナレーションにあった声色や発話スピードができていて、聞いていると頭の中にそのお話が浮かんでくるようでした。県大会でも聞いている人の頭の中に情景が浮かんでくるような暗唱を披露してもらえたらなと思います。頑張れ~!