2019年11月16日
英語学習には動機付けが必要です。特に幼児から小学生まではこの動機付けをいかにするかがカギになります。中間北教室では海外の同年代の学生との交流を動機付けの機会にしてほしいと思い、交流プログラムを行っています。
海外の学生に現地のことを教えてもらう、反対に日本のことや自分の身の回りのことについて教えてあげるという相互交流を目指して、フラットスタンレープロジェクトを活用しています。
フラットスタンレープロジェクトはアメリカの絵本
『フラット・スタンレー』を基にしてできたプログラムです。各自がそれぞれのフラットスタンレーを作り、海外に送りだします。自分のかわりに世界各地を見て回りいろんな経験をしてきてもらうというとても面白いプログラムです。
中間北教室にはこの一年弱の間だけでもアメリカ(ハワイ州、モンタナ州)、オーストラリア、アイルランドからフラットスタンレーがやってきました。イギリスからもやってくる予定になっています。
まず届いたフラットスタンレーをお世話してくれる生徒を募ります。決まった生徒は自分が紹介したいと思う文化や食事、場所を考え、それにそってフラットスタンレーと一緒に写真を撮ります。写真の準備が終わるとそれを英語で説明していき、お手紙をつけて相手に送り返します。
オーストラリアやアイルランドの学校とはスタンレーの交換もしたので、こちらからも生徒オリジナルのスタンレーを送りました。海外から届いた自分あての手紙や写真にとっても嬉しそうにしていました。
これからもいろいろな方法を活用して海外との交流プログラムを進めていきたいなと思っています。
■サブ画像:
住んでいる町の近郊について紹介。
芦屋の桜と命の旅博物館を紹介しました。
かわいいキャラ弁を紹介したいとパチリ。
キャラ弁は日本独自のものなので海外の方には興味深かったと思います。
お母様にもご協力いただきありがとうございました。
大好きなキャラクターについて頑張って説明しました。
手紙を書く用紙も各自で工夫します。
この時はオリガミに写真を貼り、裏に説明を書きました。
オーストラリアから届いた手紙と写真にご満悦。
届いた手紙を一生懸命読んでいました。
2019年11月13日
今日のPFクラス(1・2・3年生クラス)ではdriveやstudyといった動作動詞を学びました。動詞を練習する時は実際にその行動をつけて練習するようにしています。その方がみんなが断然楽しそうだからです(笑)
今日もJump! Drive! Sleep! Laugh!など次々に動作していきました。高く飛ぼうとする生徒、何度もジャンプする生徒などJump!一つでも生徒によって動作の仕方が違います。そこがまた面白いところです。どんどんスピードを上げていったので、軽い運動になりました(笑)
何度かやっていると、『俺が言いたい!』と言う生徒がでてきます。そんな時はどんどんやってもらっています。やってみるとうまく言えない時もありますが、そんなことは気にしないで大丈夫!みんなの前で習いたての英語を使ってみる体験にまさるものはありません。『やりたい!』という生徒さんを見るたびに頼もしく感じます。
これまでの復習を兼ねて動作動詞連続50!なんていうプチ体操を作ったら面白そう…(笑)早速やってみたいと思います!
2019年11月12日
PIクラス(3・4年生クラス)はみんなとっても積極的で定着もよく毎週目一杯の活動ができます。
今日のレッスン箇所についてももうばっちりで時間に余裕があったので、野菜のアップの写真とその下にアルファベットが書かれたものを白い紙と一緒に渡しました。何をするかは一切言わず…(笑)
最初はただ写真を見て『これマスカットじゃない?』『これ何なん?』などと話していましたが、一人が『これってさ、このアルファベット並び替えろってことじゃね?』と発言。さすが長年の付き合いから私がただ写真を見せるだけで終わるわけないとよくわかってます(笑)
何の指示も与えられていない中、やらなければいけないことを見つけ出す能力。考える力がすべての学力の基盤にあると思っています。何をするのか、どうすれば解決するのかを考える力が本当に必要な力ではないでしょうか。私が指示ばかりしていたら考える力は育ちません。
やることがわかってからは、みんな必死モードで解読が始まりました。例えば上の画像の左上にあるPRGSAEを並べ替えるとGRAPESになります。
やっている最中にもどんどん気づきが生徒から出てきます。『グレープやトマトの綴りになんでSが入ってるん?』いい疑問!ここでまた考える時間が始まります。『いっぱいある時のsやない?』一人が気づきみんなと情報を共有します。素晴らしい★
こういう瞬間に立ち会えると本当に幸せに感じます。まず考えてやってみる、わからないことや間違えたことはみんなの力を借りて修正していく。この積み重ねが学習だと思います。
辞書をひきひき頑張りましたが、中にはジュニア辞書には載っていないものも含まれていたので一人一回は私の携帯を使って調べてもいいというルールにしていました。どれを調べるかは各自に任せました。
いろんな面白い調べがありましたが、一番面白かったのが『キャベツ涙』です(笑)
左下の野菜はキャベツに似ていると判断はしたけれど、どうもよく見るキャベツとは違う…。そこで『キャベツ類』と携帯に向かって語りかけたのですが、何度やっても音声認識が『キャベツ涙』に…(笑)『先生、キャベツ涙しかでてこん〜!』というので、『言い方変えてみたら?』というと、『キャベツ……るい』に。それでもやっぱり『キャベツ涙』になりみんなで大笑いしました。『いや、キャベツの種類って言ってみるとかさ…』とヒントを出し無事最後の野菜の並び替えも終わりました。左下の野菜は芽キャベツで、英語ではbrussels sproutsになります。
最後までよく頑張りました。I’m very proud of you!!
インターネット上には情報があふれていますが、自分が欲しい情報を得るためには検索の仕方が重要です。どうやって欲しい情報にアクセスするかを考えることも大切な力です。
2019年11月12日
忘れられない先生はいますか?
私には何名か忘れられない思い出深い先生方がいます。私の考え方や学習習慣の確立に大きな影響を与えた先生方です。私個人の人となりについて知ってもらうためにもそんな先生方について書いていきたいと思います。
忘れられない先生の一人は中学の時に数学を教えていただいたF先生です。
先生について思い出すのは先生お手製のプリントです。B4のわら半紙にびっちり手書きで問題が書かれていました。
先生は『繰り返しが大事だ。このプリントだけでいいから、めんどくさがらず何度も何度もやってみなさい。間違えた問題をそのままにしてはいけないよ。』といつも仰っていました。そのアドバイスに従って私は自分が理解したと思えるまで何度も何度も問題を解きました。
わからない問題があると、職員室に先生をたずね教えてもらいました。そのかいあって数学が得意になりました。今、数学のクラスを開講できているのも先生の指導のおかげです。
先生は中学生の私にとても大事なことを教えてくださいました。それは、やった問題=できる問題ではないということです。ややもするとやった問題はできる問題だと勘違いしがちです。数学のみならず、問題集やワークをしていて間違えた問題はどうしていますか?正解だけを横に書き写して終えていませんか?間違えた問題こそが自分を成長させてくれるお宝問題です。間違えた問題ができるようになってはじめて学力があがるからです。問題の見直しをしないままにしておくと次に似たような問題に出会ったときもまた解けないで終わると思います。
間違える=ダメではないんだと教えてくれたF先生には本当に感謝しています。私は間違えた問題だけをやり直す間違えノートを作っていましたが、間違えた=めんどくさいではなく、間違えた=ラッキー!と思ってノートにやり直していました。間違えた問題が自分を伸ばしてくれる問題だとF先生に教わったからです。
間違えた問題は必ず見直す。そうすると徐々に力を伸ばしていくことができるはずです。学力アップに近道はありませんが間違えた問題を大切にすること、それが第一歩だと思います。
試験前に『見直す時間がない〜!』と焦らなくていいよう、しっかりスケジュールを立てて頑張っていきましょう!
2019年11月11日
海外ドラマはお好きですか?海外ドラマを観て英語を勉強しているという方も多いと思います。
一番最初に観た海外ドラマが『大草原の小さな家』と『赤毛のアン』だったように思います。
その後『フルハウス』や『ビバリーヒルズ青春白書』にはまり毎週楽しみに観ていました。『ビバリーヒルズ』を観てアメリカの高校生活に憧れました。実際に留学して高校生活がはじまってみると、ドラマと現実とは違うよね…となりましたが(笑)
留学中によく観たのは『コスビーショー』です。30分のドラマで、再放送を毎日観ていました。最初は言っていることが全くわからずただ画面をみつめていただけでしたが、渡米して3か月ほどたったクリスマスの頃番組を観ていて『くすっ』と笑えたんです。『あっ!私、今聴きとれたから笑えたんだ』と気づいた時には心が躍りました。とっても嬉しかった瞬間です。
『ロー&オーダー』も大好きで今でもよく見ています。アメリカの裁判制度ってすごいな〜とびっくりします。
ドラマを全て英語で理解しようとすると難しいですよね。ドラマのジャンルによって使われる単語やフレーズ、口調も全く違います。気になったフレーズやこれを英語で言えたらかっこいいなというセリフだけを書きだしていくと、立派なオリジナル練習帳になります。あれもこれもとなるとドラマが楽しめなくなるので、私は台詞チェックは1〜2個くらいにしています。フレーズを少しづつでもためていくと会話の幅が広がっていくと思います。