2019年12月2日
うちの息子は今、One, Two, Three, Four…と数を数えるのにはまっています。Tenまで言えるのですが、Fiveだけが『カイ!』になっていました。
息子が言った後、私も1〜10まで言ってみるだけで、特に間違っていることなど指摘せずにいました。ずっと『カイ!』が続くわけではないので、指摘して自信の芽を摘まないようにしたかったからです。
今日、カードゲームを二人でしていたら、1〜10までの数えが始まりました。今日も『カイ!』かなと思っていたら、『Five!』になっていました。しかも、『ママ、ファイブってわかったと!』というじゃありませんか(笑)
子どもはいつでも成長していますね。成長途中の子ともたちのやる気や自信を失わせないような声かけや見守りが大切だなと改めて思いました。
そのことを意識したレッスンをしていきたいと思います。
2019年12月2日
生徒や保護者の皆さんからよく聞かれる質問に、『先生はどうやって英語を勉強したんですか?』というのがあります。ですので、英語学習遍歴を思い返してみたいと思います。といっても、私には英語をがっつり勉強しました!という記憶がないんです…(汗)
その原因は英語との最初の接触が歌を通してだったからだと思います。とにかく楽しいだけで学習という意識がまったくなかったんです。
小学生3年生頃だったと思いますが、両親が持っていたThe BeatlesやCarpenters、CMに使われていたOldiesのコンピレーションCDを聞き始めました。両親に言われたわけではなく、なんとなくひっぱりだして聞き始めたんですが、いい歌だな〜と幼心に思ったものでした。
そして小学生の私を決定的に洋楽にはまらせるきっかけとなった2つのグループと出会います。The New Kids On The BlockというアイドルグループとBon Joviというハードロックグループです。どちらも知ったきっかけはCMでした。CMを見た瞬間、『これだ〜!!』と思い、お小遣いを貯めてCDを買い、『In Rock』や『Music Life』を毎月発売日に買いに走るような小学生になりました…
コンサートに初めて一人で行ったのも小学生の時です。こう思い返すと、両親が結構きままにやらせてくれてたんだな〜と思います。
だんだん聞いているだけでは飽き足らず、一緒に歌いたいとなってきた私は、まったく読めない英語の歌詞カードをひたすら見ながら歌を聞き、聴きとれたところにカタカナを振り、一緒に歌うということを繰り返していました。対訳を見て単語のだいたいの意味を把握しました。どうしてもわからないものは辞書を引きました。中学に入った後、英語の教科書がすぐに読めたのは、歌詞カードを見ながら歌うを繰り返したからだと思います。好きこそ物の上手なれとは本当によく言ったものです。
『歌詞カードを見て歌う』これが私の英語学習のスタートなのでした。中学生以降のことはまた別の機会に…。
2019年12月2日
中間北教室では小学生の算数クラス、中学生の数学クラスも開講しています。数年前の卒業生に『数学が全くわからない』と相談されたことをきっかけに数学クラスを開講することにしました。
数学のクラスで大切にしていることは、生徒が解き方を暗記するのではなく、解き方を考える力を養うことです。
一方的に解き方を説明していくだけだと、聞いているように見えるだけで、私の声は生徒のみんなには届いていません。
『この問題は何をして欲しいって言ってるの?』
『どこから解き始めたらいいと思う?』
『図にするとしたらどう描けばいい?』
『計算が簡単になる方法はない?』
『どうしてこの数字がでるの?』
『どうして?』『なぜ?』と、一問ごとにどんどん質問していきます。『どうして?』『なぜ?』を聞かれることで、生徒は考え始めるからです。
今年4月から入学してくれた3年生は私の問いの多さに最初は戸惑ったかもしれませんが、今ではすっかり慣れたもので、聞くとすぐに返答がきます。頭をフル回転して問題を考えてくれている証拠です。入学前は数学がとにかく苦手で点数が全く取れないと言っていましたが、3年生になってからの定期テストでは90点以上をずっとキープしています。今では数学が楽しいと言ってくれるようになりました。
英語クラスと同様に、数学クラスも少人数制クラスにしていますので、お早めに無料体験レッスンにお越しください。
数学って実は面白いねと言ってもらえるよう、考える数学を実践していきたいと思います。
2019年12月2日
11月中旬から冬の懇談会が始まりました。
たくさんの保護者様に来ていただき、お話をさせてもらえてありがたいです。教室での様子、頑張っておられるところ、来年度のクラスのこと、学習方針などいろいろお話させていただいています。
保護者の皆様から、『先生のところやったら行くって子どもが言うんです。』と仰っていただくことが何度かあり、とても嬉しくまた身が引き締まる思いがしています。先生のとこなら行く、そう思ってもらえる環境をこれからも作っていけるよう頑張ります。
みんな、本当にいつもありがとう。
2019年12月2日
忘れられない先生の3人目はアメリカ留学中の地学の先生、アルドリッジ先生です。
とても明るい先生で、いろんな生徒とグループを組ませてくれたり、ノートを取る時間を取ってくれたりと私がクラスに馴染めるよう手助けしてくれた先生でした。
地学のクラスはとてもユニークでした。教科書を読むことはほとんどなく、映像を見て意見を発表しあうという形式でした。学年の最終試験でも筆記試験などはありませんでした。その代わり一年間で学んだことを何でもいいから形にするというのが課せられた試験でした。準備期間は2、3週間だったと思います。
私は上流から下流までの川の流れの変化とその流れによってできる地形の変化を表現しようと決めました。大きなパネル板を買ってきて、そこにまず川を作り、窪みや岩や砂、木、草など細かいパーツを粘土で手作りして置いていきました。動物は折り紙で作りました。長さ2mほどの作品が出来上がった時には、『できた〜!』という達成感がありました。
学校にその作品を持って行った時、運んでいる最中に他の生徒や先生から、『すごいの作ったね』と何度も声をかけられたことは20年以上たった今でも忘れられない思い出です。
クラスで1名代表で学校の展示に作品を出せたのですが、クラスにはほかにもたくさん面白い作品を作った生徒がいたので、私のは選ばれないかもしれないなと思っていました。結果的には私の作品を飾ってもらえたんですが、先生にその理由を聞くと、『まずオリジナリティがあり創造的だから』と言われました。
アルドリッジ先生はとにかくいつもオリジナリティにこだわる先生でした。独自の物の見方、意見を喜ばれました。創造的でありなさいともよく言っていました。
独自性と創造性、どちらも今の時代に欠かせない資質だと思いますが、英語の教室ではどんな時でも受け入れてもらえると思ってもらえてはじめて生徒は独自性や創造性を発揮できるようになるんだと思います。アルドリッジ先生が私にそう感じさせてくれたように。そんな環境を提供していけるよう私にできることを精いっぱいやっていきます。