なぜか全くわからないのですが、先週急に『方丈記』が読みたい!と思い、今読んでいます。
そうです。「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」の『方丈記』です。
学生時代に古典が得意だったということはなく、どちらかというと苦手だったので意味を取るのも一苦労…なんですが読んでいると本当に面白いのです。
「知らず、生れ死ぬる人、何方より来りて、何方へか去る」などなど、印象的な文章がたくさん出てきます。昔も今も人間の存在に対する根本的な疑問や、住居や心をざわめかすものに対する悩みは変わらないんだな〜と読んでいると強く思います。何百年経っても変わらないというのは面白いものですね。
学生時代に読んだ記憶が全くなかった第二段以降も素晴らしく面白く、きちんと教わればよかったと今更ながら思います…。第二段の大火事や辻風、飢饉についてのその写実的な描写は圧倒的です。第三段の「いづれの所を占めて、いかなる業をしてか、しばしもこの身を宿し、たまゆらも心を休むべき」は皆が持つ思いではないでしょうか。
明日には読み終わりそうですが、もう一度読み直して再度じっくり味わいたいと思います。
『方丈記』の次は何を読もうか…。日本の古典文学にもっと触れたいなと思うこの頃です。
小学校で学習する算数の中でも苦手とする生徒さんが多いのが割合の単元ではないかと思います。
もくわの公式にあてはめて解くという指導が一般的だと思います。もは”もとにする量”、くは”比べられる量”、わは”割合”のことですね。でも生徒さんの様子を見ていると、公式にあてはめて解くことで余計に割合の単元を難しく感じているところがあるような気がします。割合とは何かをイメージできていないように思うのです。
★5mのリボンと1mのリボンがあります。
5mのリボンは1mのリボンの何倍ですか?はできても、1mのリボンは5mのリボンの何%ですか?となると一挙に難しく感じるようです。
〜のとついたらもとにする量と機械的にあてはめることもあるようですが、例えば『合格者10人のうち、女性の人数は6人でした。女性の合格者の割合は?』という問題があった場合、もとにする量は”の”がつくからと6人をもとにする量にするのはもちろん違うわけです。
中学校に入って学習する方程式ですが、文章題に割合が絡むと途端に解けなくなる中学生が多くいます。割合のイメージを持ってもらうため、割合とは何かというところから授業します。
スーパー等で『このお肉、今日は3割引きだって。いくら安くなったのかな?』『この洋服15%引きで2300円だって。もとの値段はいくらだったのかな?』と割合は身近な場面で使う機会があふれています。身近なところから割合のイメージをつかめると割合の学習がが楽しくなると思います。
先週は体調を崩しているのでお休みしますというご連絡をいただくことが多い週でした。朝晩と日中の気温差もあり、体調を崩しがちですよね。看護師をされている保護者の方からも、とにかく風邪をひいたり、体調を崩している方が多いと聞きました。
風邪やインフルエンザ、ノロウィルスなど流行りだす時期でもあるので、抗菌、抗ウィルスに効くといわれるTea Treeをディフューザーに入れています。Tea Treeはオーストラリア原産で、アボリジニの方たちはTea Treeを感染症や皮膚病の治療に使っていたそうです。
Tea Tree効果でこれから本番を迎える冬を元気に乗り切ってもらえますように!