期末試験が終わり、結果が返却された頃でしょうか。
返却されたテスト、どうしていますか?
分析していますか?
返ってきたテスト結果を分析することがとっても大事だと思います。
ただ単に点数だけを見て、「良かった」「悪かった」というだけでは、次につながらず、また同じような結果になりがちです。
「正答した問題はどのような問題か」
「ケアレスミス、練習不足、勉強していなかった、問題文を正確に読んでいなかった、計算間違いなど、どのような間違えだったたのか」
「時間配分は適切だったか」
「どのようなタイプの問題が多く出題されていたか」
「うまくいったと思う勉強方法と効果がなかった勉強法」
「普段から何をしておけばよかったか」
「テスト前の2週間で何をしておけばよかったか」
などなど、可能な限り、テスト結果を細かく分析してください。
この振り返りをしないと次に向けた目標設定ができません。
振り返りがあいまいだと、「目標 = 願望」になります。
願望は目標とは違いますね。
目標を達成するためには具体的にどうスケジュールをたてればいいか、どのような方法で行うべきか、を考えることが大事だと思います。
何をすればよいのかわからないという状態をぬけだすためにも、テスト結果の分析を行ってみてください。
我が家の生活には図書館が欠かせません。
家の近くに2つの公共図書館があるのですが、日曜日にはこの2つの図書館をはしごします。
図書館に行くと様々なジャンルの本を一挙にみることができるので、
「この動物おもしろいね」
「これが私たちが住んでる地球だよ」
「この食べ物おいしそう」
など興味を広げていく会話がしやすいですよね。
図書館で少し話したことが息子の記憶に残っているようです。
次に図書館に行ったときにそのジャンルの本を借りたいと言い出すこともよくあります。
図書館を上手に使って、息子の興味や関心の種を育てていけるとよいなと思います。
子ども達が自主的に学んでいくようになるには、学びを通して
「すげ〜!」
「面白い〜!」
「やってみたい〜!」というワクワク感や感動を得ることだ必要だと思います。
「好きなこと」や「やりたいこと」を持つことは大事だとよく言われますね。
ただ、大人のサポートなく、子ども達が好きなことややりたいことを見つけ、興味関心を広げていくことは大変だと思います。
子どもの世界は狭いからです。
狭い世界の中だけで考えるとゲームやYouTubeしか出てこないかもしれません。
フィクションの世界ではなく、ノンフィクションの世界でどのくらい驚きや感動に出会うことができるかが鍵だと思います。
先日、講師サミットと言う大きなイベントがありました。
このイベントの中で探究学舎の代表、宝槻泰伸氏が
「自然に隠されたカタチの秘密」という講義形式の講演をされました。
具体的にはなぜハチの巣は六角形なのかということを考える内容でしたが、これが本当に面白かったんです。
「確かに!」
「知りたい!」
「やってみたい!」
のオンパレードで、私のハチに対する興味はMAXまで高まりました(笑)
これが興味開発なんだと思います。
なぜハチは六角形の巣を作るのかご存知ですか?
なんとなくそうなったわけではなく、そこには理由があるんです。
「自然界では点がどうつながれるか」がポイントになるんですが、このことに興味を持てば、数学にその興味関心が転移するかもしれません。
また、シマウマの縞はなぜああなっているのかというように他の動物に興味が広がるかもしれません。
1つのことに強い関心、興味を持つと他に転移していくことは知られています。
Wow!があふれる学びを少しでもお届けできるよう探求していきます。