私は学生の頃から参考書や問題集が大好きでいろいろと使ってきました。
今でも数多く使っていますし、毎年その数が増えています。
「どんな参考書/問題集がいいですか?」という質問を生徒から受けることもあるので、お気に入りの参考書や問題集をご紹介していきたいと思います。
まず最初の一冊は、出口汪先生の『システム中学国語論理入門編』(水王舎)です。
最初に紹介する参考書にも関わらず英語ではなく国語です(笑)
出口汪先生は本当に数多くの参考書を出されていますので、どれか一冊と選びにくいのですが、国語が苦手と言う中学生や高校生には『システム中学国語論理入門編』が最初に取り組む一冊としてとてもよいと思います。
国語にはセンスが必要などと言われますが、センスで問題は解けません。
必要なのは論理的に文章を読む力です。
文章の要点、つまり筆者の主張をどうつかむかが現代文の肝ですが、どうすれば主張をつかめるようになるのかが丁寧に解説されています。
しかも解説が会話形式なのでとても読みやすいです。
国語は点数があがりにくい教科だと思われがちですが、実はそんなことはなく、文章の読み方をしっかり理解すれば点数が上がりやすい科目です。
点数だけの問題ではなく、文章がしっかり読めると他教科の教科書や問題文を読んだ時の理解度がアップします。
国語をどう勉強すればよいのかわからないと困っている方には、ぜひ入門編からトライしてみてもらいたいです。
論理完成編、古文・漢文編、漢字・語彙編もありますので興味のある方はあわせてどうぞ。