忘れられない先生の2人目はヘッド先生です。
ヘッド先生が私に教えてくれたことは私には私の意見/考えがあるということです。
ヘッド先生はことあるごとに、『キミコにはキミコの意見があるはずだ。』と言っていました。
日本の学校も今はだいぶと変わったと思いますが、私の学生時代はどちらかというと自分の意見を表明することは難しいことでした。
ヘッド先生の『キミコにはキミコの意見があっていいんだ。意見を言うことを恐れてはいけないよ。』という教えはカルチャー―ショック以上のものがありました。
クラスメイトの意見をなぞって答えるのではなく、自分がどう思うかを伝えようと思うと、その対象について考える必要があります。意見をまとめ人に伝わるようにするにはどうすればいいかということも考えねばなりません。考えるということは学びそのものだと思いました。
自分の考えを伝えるには勇気がいることもありますね。その意見を言っても大丈夫だろうか?と心配することもあるかと思います。受け入れてもらえるという安心感がないと難しいこともあると思います。
ですので中間北教室では、
①自分はどう思うかを考えること
②自分と他者の考えの同じところ、違うところを知ること
③多様な意見を受け入れる寛容さと受け入れられる安心感を得ること
がとても大切だと考えています。
ヘッド先生の『君には君の意見があっていいんだ。自分の意見を言うことを心配しなくていい。』という言葉を生徒のみんなにも伝えていきたいなと思います。