中学生の時までの英語学習は歌って終わったと先日書きましたが、高校生になっても基本は変わっていません。相変わらず歌い続けていました(笑)
ただ、高校生になったらアメリカに留学をすると決めていたので、高校入学と同時に準備を開始しました。高校は留学しやすいように当時はまだ珍しかった国際教養科を新設した高校を選びそこに入るために中学時代は結構真面目に勉強しました。
両親は留学に反対することはなかったですが、留学には条件がありました。留学形態は交換留学のみで資料集めや出願手続きなど必要な準備は自分でする
ことが条件だったので、アメリカ交換留学を取り扱っている団体に資料請求するところからはじめました。調べてみると出願に必要な英語力を証明するのに英検2級は必要だったので、高校入学後すぐに受験しました。受験前には単語を中心に勉強しましたが、勉強をしはじめると結構知っている単語が多かったので安心しました。歌詞カードを見て知らない単語を調べていたことが助けになりました。リスニングのスコアもよく一度で合格しました。
交換留学の試験にも無事合格、アメリカに行けることになったのですが、高校の英語の先生に、「きみの英語力で本当に大丈夫か?」と言われてしまい、そこから先生に認めてもらうために英文法、リーダーともかなり勉強しました。英文法を勉強すると文の構造がわかるようになり、文の意味がわかるようになりました。文の主語と動詞を見極めること、修飾部に惑わされないことが英文を読んでいくうえで必要なスキルだと気づいたのです。それまで、英文法なんて…と思っていましたが、高校生になって初めて英語を理解するうえでいかに英文法が大切かを認識できるようになりました。今になって振り返るとその時発奮させてくれた先生に感謝です。
留学前には研修があり英会話の練習だけではなく、簡単なアメリカ史や歴代アメリカ大統領について、アメリカの州制度、地理、通貨など多くのことを英語で学ぶ必要がありました。これがまたハードで…。英語を勉強することと、英語で何かを学ぶことの違いを思い知らされた研修研修でした。
ECCジュニアのカリキュラムでは英語を学ぶパートと学んだ英語で日本のことや環境、動物、マスコミなど様々なトピックについて学ぶパートがあります。自分の経験からもこの2本立てがいいんだと思います。
アメリカ留学以後のお話はまた次回。