12月にはECC児童英語検定試験・筆記、1月にはネイティブの先生との面接試験があります。これからしばらくはレッスンの中で4月からの学習内容を復習していく時間が増えそうです。
児童英語検定試験の復習と並行して中間北教室では物語の暗唱に力を入れていきたいと思っています。
暗誦には英語力をアップさせる効果があると確信しています。それぞれのレベルに合わせた物語を暗唱することで発音が良くなっていきますし、物語一冊という大量の英文を暗記するのでリスニングやスピーキング、リーディング力も上がっていきます。読めない単語は発話できない、発話できない単語は聞きとれないのです。反対に読めて発話できる単語はリスニングスピードが上がっても聞きとることができます。
暗誦で大事なのはまず絵本の内容をしっかり理解することです。そのために日本語でまず読む練習をします。日本語で先に練習した方が心をこめて台詞を読みやすいからです。感情をこめて台詞をいえるようになるとだんだんとみんなのってきてさらに練習してくれるようになります。
暗唱できる物語は長く記憶に残ります。英語力を押し上げてくれます。
先日、幼児から6年生まで全員にどの物語を暗唱するかを決めてもらいました。絵本の選び方にも個性が出るのが面白いところです。すでに何冊か暗唱できる絵本がある生徒もいますが、3学期の目標は単に暗唱するだけではなく、暗唱を通して表現力を身に着けていく!です。
先日生徒の一人(中学生)が暗唱大会に出場し、見事県大会へと行くことになりました。それぞれの役やナレーションにあった声色や発話スピードができていて、聞いていると頭の中にそのお話が浮かんでくるようでした。県大会でも聞いている人の頭の中に情景が浮かんでくるような暗唱を披露してもらえたらなと思います。頑張れ~!