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2020年11月20日
早読みと遅読み
早読みと遅読み

教室に欠かせないものといえば、CDプレイヤーですが、私は再生速度の変えられるCDプレイヤーを使うようにしています。

 

チャンツや歌、スキットなどは、何度も同じものを練習すると緊張感がなくなってくるので、音声の再生速度を変えて練習していきます。

 

子ども達は速いスピードが大好きです。
私が、「これ、速いバージョンでいける?」と聞くと、「いける、いける。一番速いのにして」といって、ノリノリでチャンツや歌を練習してくれます。

 

反対の超遅いバージョンも面白いようです。CDにあわせて言っているつもりでも、CDよりついつい速くなってしまい、「CD遅すぎる~!」とよく言っています。

 

早読みと遅読みは遊びのように見えて、とても大事な練習方法です。
早読みをすることで、ネイティブの実際の発話スピードに近づけて練習できます。さらに、自分の発話スピードが上がるとリスニングできる速度もあがっていきます。
遅読みは、語尾のsやリンキングなど細かい部分をしっかり聞き取るのに最適です。語尾のsやmは抜け落ちやすい音なので、遅読みで意識して練習してみるとよいと思います。