中間北教室では付箋をいろいろな場面で使っています。レッスンに付箋は欠かせません。大・中・小常にそろっています。
単語テストにも付箋を使っています。3年生以降になると単語テストをはじめます。
テストと聞くと難しそうに聞こえますが、そんなことはありません。単語の綴りをなんとなく意識していこう、音と文字を自然に結び付けていこうという趣旨でやっているだけでテストではないんですが、『テストでこれだけできた!』となると、みんなのモチベーションが上がるので、あえてテストと呼んでいます(笑)
単語テストを初めてする時は『え~。テスト~嫌!』となりますが、一度やると単語テストが大好きになってくれます。『今日は単語テストやらんの?やりたい!』とリクエストがきたりします。
やり方は簡単です。
まず学習した単語を数分間、ぶつぶつ読みしたり、眺めたり、空書きしたり、なぞったりしながら綴りを覚えていきます。
そして時間が来たら、『よーいドン!』でホワイトボードに覚えた単語を書いていきます。ホワイトボードに書いた単語の綴りが正しければ、私が”OK!”と言います。OKになった生徒は付箋を私から受け取り、付箋にもう一度綴りを書き、該当の単語にその付箋を貼ります。その作業を繰り返します。制限時間内(3分~5分)にいくつ書けたかを最後に確認します。
最初は5分で2個、3個しか書けません。それが半年もしないで1ページ全部書けたり、生徒によっては違うページの単語まで書くようになります。
やっている間に、スペルアウトして覚える、音を絡ませて覚えるなど、各自がコツをつかんでいくようです。私は、書いて覚えなさいなど、こうして覚えなさいということは一切言いません。覚え方の紹介をするだけで、どれを選択するか、またはオリジナルの方法を考え出すかは生徒に任せています。でも半年もするとだいたいみんな6~8個は書けるようになります。子どもの能力は素晴らしいです。
単語テストをなぜしているかというと、綴りに少しづつ注意を向けて欲しいということもありますが、単語を読めるようになるからです。これを始めてから読めるようになるのが速くなったと感じます。
中間北教室では付箋を他にもいろいろな場面で活用しています。その他の付箋活用術も機会があればご紹介します。
easygoingやhonestなど比較的綴りの長い単語も書けるようになります。
この日は時間内に左ページの6個が終わったので、右ページにも引き続き挑戦。
5分間で合計11個も書けました。