キャリアに関する書籍は多数出版されていますし、私もいろいろと読んできましたが、正直読んでいると息苦しくなるものが多くて苦手でした。
「これをやりなさい」
「これから必要なのはこういう能力だ」
「これができてないとやばいぞ」
みたいな焦りや危機感をあおってくるものが多く、読んでいて疲れてしまうのと、この先大丈夫なのかなと暗い気持ちになっちゃうという理由で…。
にも関わらず今回『ライフピボット』というキャリア本を読むことにしたのは、ひとえに作者の黒田さんの人となりが素晴らしいなと感じたからです。黒田さんご本人はもちろん、主宰されているコミュニティ『議論メシ』からも優しさを感じるのですが、この『ライフピボット』でも優しさがあふれていました。
人やキャリア、コミュニティに対する肯定が根底にずっとあって、読んでいて息苦しくないというか落ち込まないというか。
『私は自分の生徒や保護者の方にぜひこれを読んでから進路やキャリアを決めて欲しいなと感じました。いろいろな選択があっていいんだよ、選択がまだできないんだったら選択する準備をしていると思えばいいじゃないって生徒に伝えたくなりました。』
と、感想をお送りしたところ、POPにそのまま使ってくださったとお聞きし、恐縮いたしております。
こうでなきゃというキャリアはないですし、どんどん変化させていけるものだと思います。私もどんどんライフピボットしていきたいと思います!