昨夜TEDでなぜ英語を学習することが難しいのかという内容のトークを見ていました。英語講師による講演だったのですが、理由の一つとして挙げられていたのは、イディオムやコローケーションが英語にはとにかく多いということでした。コロケーションの説明はまた別の機会にゆずるとして今日は英語のイディオムについて少し触れたいと思います。
イディオムとは複数の単語から成り立っている、いわゆる慣用語です。単語から連想できるものもありますが、単語を見ただけでは意味がわからないものが多数あります。
例えばout of the blueというイディオムがあります。このイディオムを聞いてどんなイメージが浮かんだでしょうか。突然、出し抜けにというような意味です。思い浮かんだイメージ通りでしたか?
ドラマや映画の中でも様々なイディオムが頻繁に使われているので、「あれ、今の会話ってどんな意味?」と戸惑われたこともあるかもしれません。
ネイティブスピーカーはこのイディオムを会話の中で頻繁に使っています。イディオムは単語から意味を類推しにくいものが多いので知らないと全くわからないという状態になります。
ECCジュニアの小学生クラスの教科書にも実はイディオムが使われています。easy as a pieとpiece of cakeが隔年ごとに使われています。どちらも簡単な、容易なという意味のイディオムです。英語の学習を難しいと思わず、簡単だ、できると思って欲しいという願いからつけられています。
イディオムはとにかく数が多いのですべてをおぼえるのは難しいですが、よく使われる表現だけでもおさえておけば会話に彩りがでると思います。
今月は定期試験が行われる学校が多いと思いますのでそんな生徒の皆さんに…。
Hit the books!
でも体調も大事なので、その後は、
Hit the sack!