2019年12月10日
中間北教室では社会人・シニアの方向けのコースも開講しています。中間市内のみならず水巻から通ってくださっている方もいらっしゃいます。
社会人・シニアの方向けコースの教科書には世界の偉人のmaxims(格言)を紹介するコーナーがあります。
例えば…
“There is nothing impossible to him who will try.”-挑戦するものに不可能なことなどない。
アレキサンダー大王
“Nothing is a waste of time if you use the experience wisely.”-経験を賢く活かせるならば、何事も時間の無駄にはならない。
ロダン
などなど、政治家から学者、作家、画家など一流を極めた人の言葉が紹介されています。歴史に名を残した人の言葉が違いますね。中でも読んだ時にドキッとして心に留めて置かねばと思った格言はジョセフ・ジュベールの”Children need models rather than critics.”-子どもたちは、批評する人間より、手本となる人間を必要とするです。
受講生の方とこのコーナーを読むたびに盛り上がります。昨年の年賀状に格言の一つを書いてくださった方もいらっしゃいました。たくさんの興味深い格言が掲載されています。格言を通して英語や世界を知るのは興味深いです。ご興味あればぜひお問い合わせください。
社会人・シニアの方向けクラスのテキストは4種類あります。
テキストの舞台はオーストラリア、カナダ、ハワイ、日本です。
2020年度に使用する教科書の舞台はカナダです。
2019年12月7日
ECCジュニアでは年に一度児童英語検定と呼ばれる試験が実施されます。試験はリスニングを中心とした筆記試験とネイティブの先生との面接試験から構成されています。
4月から学んできたことが満遍なく出題されますので、単語だけでもすごい量になります。復習するのに単語を1つ1つリピートするのでは楽しくなく、生徒もすぐに飽きてしまいます。たくさんの量を一挙に復習する時には生徒が「先生、ここも復習したい!」となってくれることが肝要だと思っています。ですのでゲーム性を持たせるために『陣取り』を使って単語の復習をすることにしました。
ルールはとっても簡単です。まず2チームに分かれます。1チームは単語リストの一番最初の単語から言っていきます。もう1チームは一番最後の単語から言っていきます。途中、出会ったところでじゃんけんをします。勝った方は続きの単語を言っていきます。負けた方は次の生徒が最初から単語を言っていきます。これを繰り返し、相手の一番最初の単語を言ったチームが勝ちになります。
シンプルなゲームですが、これがもう想像以上に盛り上がります。何としてでも勝ちたいと事前の練習にもいつもより身が入っていました(笑)リピートでは同じ単語を何度も言うことを嫌がりますが、陣取りだともう勝つまで何度でも何度でも単語を言ってくれます。
どのクラスも最後には『はぁはぁ…』と英語レッスンとは思えない呼吸になってました(笑)
2019年12月7日
前回、小学校までの英語学習について書きましたが、中学校以降も小学生時代と同じく、好きな歌を聴いて一緒に歌うというのが私の英語との一番の関わり方でした。
中学校になると更に洋楽にはまり、いろいろなバンドを聴くようになりました。当時とにかくはまったのがHard Rock & Heavy Metalです。私が大声で歌うので、両親はウルサイ〜!とよく言ってました(笑)
今になると、歌を歌うことで英語のリズムやイントネーション、音の脱落やリンキングが身に着くなど、効果があったんだなあと思うのですが、当時はそんなこと全く気付いてもいませんでした。
歌は5分程度ですし、好きな歌は何十回でも聴くことができますよね。この繰り返し聴くことができるということも歌の良さだと思います。
中学校で英語の読み・書きを習い始めたので、日本の音楽雑誌だけではなく、海外の音楽雑誌も買うようになりました。辞書を引きながら頑張って読んでいました。英文を読むのが今でもそう苦にならないのは、この頃から雑誌を読んでいたからかもしれません。そして大好きなアーティストには手紙も書いていました。昔はコンサートにプレゼントを持っていくことが結構行われていたので、私もプレゼントを持って行く時には、中に手紙を入れておいたのです。何度か返事が来たこともありました。その時の嬉しさと言ったら。一生懸命英語で手紙を書けば返事が来るかもしれない、そのためにはきちんとした英文を書けるようになりたいと英文法もしっかり勉強するようになりました。
Bon Joviがアメリカにいるから留学すると決めたのは小学生の時です(笑)歌が使われているからと映画やドラマにも興味を持ち、そこからたくさんの映画やドラマを見ました。というわけで私の英語学習はすべて音楽を起点としています。
大好きなことをしている時には時間を忘れてしまいますよね。それだけ集中できている状態なんだと思います。好きなものを通して英語を学べるきっと楽しいと思います。
というわけで中学校での英語学習もほぼ歌って終わりました(笑)高校時代の話はまた次回。
2019年12月7日
なぜか全くわからないのですが、先週急に『方丈記』が読みたい!と思い、今読んでいます。
そうです。「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」の『方丈記』です。
学生時代に古典が得意だったということはなく、どちらかというと苦手だったので意味を取るのも一苦労…なんですが読んでいると本当に面白いのです。
「知らず、生れ死ぬる人、何方より来りて、何方へか去る」などなど、印象的な文章がたくさん出てきます。昔も今も人間の存在に対する根本的な疑問や、住居や心をざわめかすものに対する悩みは変わらないんだな〜と読んでいると強く思います。何百年経っても変わらないというのは面白いものですね。
学生時代に読んだ記憶が全くなかった第二段以降も素晴らしく面白く、きちんと教わればよかったと今更ながら思います…。第二段の大火事や辻風、飢饉についてのその写実的な描写は圧倒的です。第三段の「いづれの所を占めて、いかなる業をしてか、しばしもこの身を宿し、たまゆらも心を休むべき」は皆が持つ思いではないでしょうか。
明日には読み終わりそうですが、もう一度読み直して再度じっくり味わいたいと思います。
『方丈記』の次は何を読もうか…。日本の古典文学にもっと触れたいなと思うこの頃です。
2019年12月7日
小学校で学習する算数の中でも苦手とする生徒さんが多いのが割合の単元ではないかと思います。
もくわの公式にあてはめて解くという指導が一般的だと思います。もは”もとにする量”、くは”比べられる量”、わは”割合”のことですね。でも生徒さんの様子を見ていると、公式にあてはめて解くことで余計に割合の単元を難しく感じているところがあるような気がします。割合とは何かをイメージできていないように思うのです。
★5mのリボンと1mのリボンがあります。
5mのリボンは1mのリボンの何倍ですか?はできても、1mのリボンは5mのリボンの何%ですか?となると一挙に難しく感じるようです。
〜のとついたらもとにする量と機械的にあてはめることもあるようですが、例えば『合格者10人のうち、女性の人数は6人でした。女性の合格者の割合は?』という問題があった場合、もとにする量は”の”がつくからと6人をもとにする量にするのはもちろん違うわけです。
中学校に入って学習する方程式ですが、文章題に割合が絡むと途端に解けなくなる中学生が多くいます。割合のイメージを持ってもらうため、割合とは何かというところから授業します。
スーパー等で『このお肉、今日は3割引きだって。いくら安くなったのかな?』『この洋服15%引きで2300円だって。もとの値段はいくらだったのかな?』と割合は身近な場面で使う機会があふれています。身近なところから割合のイメージをつかめると割合の学習がが楽しくなると思います。