英語学習の目標とは
英語学習とは
今年8月から12月にかけて定例の保護者面談を実施しております。
その中で一番話題となるのが、「英語とは?」「何を目標にして英語を勉強するのか?」
ということです。
日本においてよく目標とされる指標「英検®」が就職、大学・高校受験において大事だと
言及されています。
保護者様のなかには、「英検®」=「英語力」とお考えの方が多いのですが、実は
ただの英語力ではありません。
英語でものを考えられるのは、その基礎としてしっかりとした母国語ができていることが必要です。
母国語つまり「日本語」「国語」できちんと考えることができるから よその国の言葉である
「英語」を理解することができるようになります。
つまり「英語力」=「国語力」です。
ひとつの例ですが、「新聞報道によると、スペインで地震が起きたそうです。」という内容の
英語の文章があったとします。
According to the newspaper, までは訳せたとしても、
「よると?ってどういう意味」と聞く生徒さんが実際にいます。
普段から読書をしたり、テレビ、新聞などで報道レベルの言葉に慣れていないと、
英検3級レベル以上の英文ではあちらこちらで英語力に支障が出てきます。
これを防ぐためにも幼少期からの読書が欠かせません。読書量が多いほど、内容を把握する力
がつきやすいとお考えください。読書量の少ないお子さんは特に中学生以上になったときに、
英語学習でつまずくことが多く見受けられます。
次に英検®3級以上になると文法の力がとても大きくなりますが、
主語、動詞、目的語、補語、修飾語と分解するのは、数学の因数分解と考え方がとてもよく似ていると私は考えております。
数学的な思考力のある生徒さんは、英語の因数分解を楽しんで解いて長文読解が簡単にできるようになります。
「英語力」=「数学力」だと私は考えております。
さらに申し上げますと、試験に出てくる長文には その時代の社会問題、地理、歴史、
環境問題、病気の流行、ボランティア活動、など理科や社会に横断するような内容が多くなります。
医学的な内容も出てきます。
こうなるともはや「英語力」=「5教科の総合力」となります。
そのために社会では、英検®をもっていることによって、英語だけでなく総合的な学習能力をもっている人物として
好判断をされることになります。だから、英検®を取得している人が就職や受験において優遇されるのです。
最後になりましたが、それではどこまで英語の勉強をしたらよいのか、といいますと、
大学受験生には「英検®準1級」合格、とお答えしております。もちろん受験する大学のレベルにも
よりますが、少なくともトップ校および医学系の場合には英検®1級のレベルを
ある程度解けるようになることまで要求されています。
気が遠くなるような話、と思わないで下さい。
今から目標をたてて着実に歩いて行けば、きっと近づいていけることでしょう。
ご一緒に進んでいければ幸いでございます。
(英検®の®とは英検という言葉は登録商標である、という意味を表しております)






