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8月25日(日)に松本市浅間温泉文化センターにて、ECC中学生暗記暗誦大会長野県大会が行われました。
当教室からは中学1年生が1名、中学3年生が2名の計3名が出場いたしました。
毎年のことながら、練習にあまり時間を割けず、最終的には夏休み中に自力で暗記してきてもらい、すぐに大会…となってしまいました。
もう少し時間があれば、発音指導もじっくり行えたかと反省しきりですが、生徒たちは頑張って臨んでくれました。
「緊張して頭の中が真っ白になっちゃったー」との感想でしたが、大舞台での発表に緊張しないはずがありません。3人とも残念ながら入賞には届きませんでしたが、みんな本当によく頑張りました!!
発表後、審査員の先生からのコメントで心に残ったことがあります。
“Do you have any questions?”
先生が出場者全員に問いかけました。これに対し、会場全体が「しーん」と静まり返り、全く反応がありませんでした。
すると先生は、
「こちらは皆さんからの何らかの反応を期待して質問しているのです。アメリカ(先生の出身国)では、必ず反応があります。無反応でいるということは、質問者に対して全く興味がないという意味になります。たとえどんな質問であろうと、質問をするということが大事です。」
結局、先生が参加者ひとりひとりにマイクを向けて尋ねましたが、先生からの質問には答えることはできても、自分から質問することはできませんでした。
英文を暗誦し、良い発音で発表することも大事ですが、もっと基本的なところで大切なことを見落としていました。どんなことでも質問をして相手を知ろうとすること、コミュニケーションを取ろうとする意欲を持つことの方がもっと大切なことであると改めて感じた大会となりました。
どうも我々は黙っている方が美徳であるかのような感覚があるのか、「質問ありませんか?」の問いに沈黙であることが多いように感じます。少人数の中と大勢の中というシチュエーションの違いもあるかと思いますが、やはり尋ねられたら何かを問う姿勢を持つことが本当に大切ですね。これからはもっと
「積極的に質問しよう‼︎」
を指導していきます。
出場者の皆さん、お疲れさまでした。