新学期が始まって2ヶ月が過ぎようとしています。
先月号でお話した宿題のやり方がわからずに出来なかった生徒さんですが、すっかり見違えるくらい、よく出来るようになりました。素晴らしいです!お母さんによりますと、
「お家の方に英語で質問してみよう」
と、話すところが難しい…とのことですが、まだまだ英語学習は始まったばかりです。焦らず慌てず、勇気を持って話せるように頑張っていきましょうね*(^o^)/*
現在のところは、小学校中学年クラス(3年生)の生徒たちが、これまでの聞く・話すが中心だったカリキュラムから、読む・書くが増えてきたため、若干戸惑っているように感じます。学校でも「国際交流の授業が始まったよ」というところですので、それよりもはるかに難しいことをやらされている(笑)のかもしれませんが、前に進んでいくためには必要なことです。頑張っていきましょう!
さて、レッスンがスタートしてまもなく、生徒たちに尋ねてみました。
「英語って、どこの国の言葉かな?」
すると、返ってきた答えの多くが「アメリカ」でした。もちろん「イギリス」と答えられた子もいましたが、なかには
(幼児) 「がいこく〜」 (←全員!たしかに!笑)
(小学生) 「イタリアー」
「ギリシャー」
「フランスー」
:
(その他、片っ端から多数)
「え〜、どこだ〜?」
…との回答も続出。これは大変だ(汗)
そこで国旗を使って、イギリスという国の成り立ちと、Englandで話されている言語がEnglish であること、そしてアメリカを始め、世界に英語が広まっていったのだと説明しました。
子どもたちは
「へー」
「そうなんだ〜」
と改めて納得できたようです。
幼児さんのお母さんは
「ウチの子の口から初めて『イギリス』という言葉を聞きました!」とおっしゃっていました。
Hello! という挨拶からスタートしている英語学習ですが、コミュニケーション・ツールとしての英語だけでなく、英語という言語そのものや歴史についても、もっともっと子どもたちに伝えていかなければならないと強く感じました。
英語学習を始めたばかりの子どもたちに、かなり教えがいがありそうです!英語の世界が立体的に広がっていくかどうかは、私の力量次第ですね(^^;)
責任重大ですが、英語がもっともっと楽しく思ってもらえるように頑張っていきたいと思います。
新年度が始まりました。
3月に巣立っていった子たちとの別れもあれば、新たに通い始めてくれた子たちとの出会いもありました。
私にとってはこの教室での29回目の新学期となります。毎年必ずこの時期には私自身もリセットされて、よ〜し、今年も新たに頑張ろう!という気持ちになります。
そこで、今年の自分自身の目標について考えてみました。(確か新年の目標も立てたはずですが…笑)
実は私、英文法は割と得意な方じゃないか、と高を括っておりました。なんとお恥ずかしい!
とんでもない勘違いをしておりました。
いつもお世話になっている慶應義塾大学の堀田隆一先生のラジオリスナーの皆さまと交流させていただいておりますが、皆さんの文法に対する知識だけでなく、文法愛、情熱、学ぼうとする意欲の高いこと高いこと!大雑把な私とは違い、皆さんはどこまでも追求していきます。
もちろん文法だけでなく、読解に然り、語源に然り、英語を学ぶこと全てにおいて、先生や皆さまから教えていただくことばかりなのです。その中には英語を教えていらっしゃる方ばかりではなく、好きで学んでいるという方も大勢いらっしゃいます。そうした人々に囲まれて、私もただ指をくわえて見ているわけにはいきません。
そんなわけで、私も文法を出直し学習します!読解も語源の学習もさらに頑張ります!
…これが今年度の目標です。
新学期の最初のレッスンでは、毎日英語に触れることの重要性について子どもたちに話し、1日に5分でも10分でもいいからやろうね、と宿題のやり方を丁寧に説明しました。
翌週、宿題をチェックしていたところ、
「しゅくだい、なにをやったらいいかわからなかったからやってこなかった〜」
え?
先週、あんだけ説明したじゃない?
それにわからないもなにも、宿題はプリントだけよ。
宿題をやりたくない子の気持ちはわからないではありません。面倒くさいし、逃げたくなるわよね。
私も仲間たちの中ではホントにできないヤツです。
でもね。
私は逃げないでやってみるよ。だから一緒に少しずつ頑張ろうよ。
来週はちゃんとやってこれるかな。
できたらいっぱい褒めてあげよう。
できる自分に近づけるように、まずは一歩踏み出してみよう。
2024年度のレッスンが終了しました。
今年度は大学受験の対象となる生徒さんはおりませんでしたが、高校受験の中3生は12名全員が見事志望校に合格できました。どの生徒さんや保護者の方からも「英語で高得点が取ることができました」との言葉をいただき、大変嬉しく思います。皆さん、本当によく頑張りましたね。
(結果の詳細については「実績紹介」ページをご覧ください)
振り返ってみると、4月にスタートしてからあっという間の1年でした。日々のレッスンに加え、キッズ・フェスティバル、ハロウィン、クリスマスなどのイベント、またECCの児童英語検定や英検®といった試験、とメリハリをつけて学習してこれたと思います。
それに加え、今年は新たにレッスンの中に「英語に関する素朴な疑問」を子どもたちから寄せていただき、それに対して答えるという活動を開始いたしました。とはいえ、実施できた回数はまだまだ少ないですし、回答の内容も不十分であったかと思いますが、私自身がもっと研鑽を積み、来年度は更に回答の質と頻度を上げていかれるようにしたいと思います。
以下、今年度に子どもたちから寄せていただいた質問です。
「なんで大文字と小文字があるの?」
「数字のとなりにある-stや-thってなに?」
「ローマ字と英語はどう違うの?」
「know, often, hourはなぜ読まない文字があるの?」
「なんでgoの過去形はwentなの?」
「be動詞ってなに?」
昨年12月には、その活動の発端とも言うべき、英語史をお茶の間に広げていく活動を熱心に行っていらっしゃる、慶應義塾大学教授の堀田隆一先生にはるばるお越しいただき、子どもたちに直接質問にお答えいただくという、実に貴重な体験をさせていただくことができました。次年度もそのような機会が持てることを願い、先ずは日々のレッスンで子どもたちに英語に対する疑問を持ってもらえるよう、そして私もそれに応えていかれるように頑張っていきたいと思います。
また今年2月に入ってからは、夏休みに教室での海外語学研修を実施しようと動き始めましたが、残念ながら今年度は実現することができませんでした。また近いうちに行かれるようにしたいと考えています。
2024年度は皆勤賞であった生徒さんが19名いらっしゃいました。
子どもたちの努力も素晴らしいですが、お家の方にも送迎にご協力いただき、心より感謝申し上げます。
また、以下2名がECCから10周年の長期学習賞を受賞されました。
L1クラス Lisaさん (小1〜高1)
JAクラス Daisyさん (年長〜中3)
お2人とも高校生クラスでさらに学習を継続されます。やはり「継続は力なり」ですね。
もうすぐ2025年度がスタートします。
来年度も一緒に頑張っていきましょう♪
PT (未満児・年少)クラス、最終レッスンにて。イースターのクラフト作成。
PB(年中・年長児)クラス、最終レッスンにて。お友達や先生にSee you again! のレターを作成。
JA(中3)クラス生の一部、最終レッスンにて。受験が終わって晴れやかな笑顔です。