今日の小5〜6年生クラスにて、”The farmer said cherry tomatoes are easy to grow.” (ミニトマトは育てやすいと農家の方が言っていたよ)という文章が出てきました。
ホント⁈ と思った私は、”Does anyone grow cherry tomatoes?”と聞いてみました。すると、クラスで7人中6人に “Yes!” と手が挙がりました!
えー!そうなのー?これにはビックリ!!さすが長野県⁈笑
ちなみに私は野菜育てたことないのです。これからやってみようと思いました(^^)
『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第156回は “once / twice” 「1回、かつて」「2回」です。
それぞれ英語本来語の one, two (→後述) に属格(〜の)を表わす語尾 –es がついた語です。中英語期の綴りは ones, twies でした。
ところが、フランス語の綴りの影響を受けたことにより、語末の /s/ は –ce と綴られるようになりました。
他にも is → ice, mis → mice, lis → lice, fens → fence, hens → hence, pens → pence などが変わりました。
綴りはフランス語のようになりましたが、発音は -s の綴りだと /s/ か /z/ かわかりにくいのが、-ce は /s/ としか発音されませんので、ありがたい変化です
ね。
そして、once, twice だけが1語で「3回」以降は three times のように数えますが、thrice 「3回」も実はありました!現在ではあまり使われなくなってしまいましたが…。また「2回」は twice が一般的ですが、他の回数や倍数と対照される場合は two times も使われます。
意味は中英語の頃から once「1回、1度、かつて」、twice「2回、2度、2倍」と変化はありません。once や twice を使った慣用表現には以下のようなものがあります。
once and again「再三」
once and for all 「今度限り、これを最後に」
once in a while「時々、たまに」
once or twice「1~2度、何回か」
once upon a time「昔々、あるとき」
at once「同時に、すぐに、ただちに」
all at once「突然、みんな一緒に」
think twice「よく考える、再考する」
本日の中1クラス。単語テストで「マヨらー」と呟きながら単語を書いていたので、何かと思ったら “mayor”(市長)だった^_^
『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第155回は “nervous” 「神経質な、緊張して」です。
今から600年くらい前の15世紀にラテン語 nervōsus (強健な、腱のような) から入ってきました。中英語期の綴りは nervous で「神経の、筋骨たくましい」の意味でしたが、18世紀頃から「神経質な、神経過敏な」の意味が出てきました。名詞 nerve「神経」も同じ頃にラテン語 nervus「腱」より入っています。
印欧祖語の *(s)neəu- (腱) に基づいています。
この語源に基づく語に neuro-(神経の)があります。こちらはギリシア語由来です。neuroscience(神経科学)、neurology(神経学)、neurosurgery(神経外科)など医学の難しい単語ですが、ラテン語の nerve, nervous と同じ語源です。
もとは「腱」から出ている語から「筋張った」→「神経の」→「神経質な」→「不安な、緊張して」というように意味が発達してきたのがわかりますね~。
今日から9月に入りました。早いものです。今年も残り4ヶ月!?
今日は未満児さんが体験レッスンに来てくださいました。在籍生の妹さんですが、”What’s this?” とゴリラを指して尋ねたら、”It’s a gorilla.” と主語付きの文で返事が返ってきました。いつもお姉ちゃんと一緒に英語を楽しく学んでいるようですごいですね!
『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第154回は “man” 「人間、男性」です。
古英語から見られる英語本来語です。
綴りも古英語期から man, mon, mann とほぼ変わらず、ゲルマン祖語 *mann に由来しているため、オランダ語 man, ドイツ語 Mann, 古ノルド語 maðr のように、ゲルマン語のきょうだい言語にも共通して見られています。
ただ、印欧祖語の語根は *man- (人間)、*men- (考える、息をする)、*men- (小さい、孤立した)、*(dh)ghomon- (人間)、*man- (手) と様々な説があり、はっきりとしたことはわかっていないようです。
古英語でも他のゲルマン語でも、man のもとの意味は「人間」でした。男性も女性もすべて man だったわけですが、敢えて区別する場合には、男性 wer・女性 wīf(wife 妻)、または男性 wæpenman (weapon + man) ・女性 wīfman (wife + man → woman) が使われました。しかし、古英語後期には man は「男性」を表わすようになりました。
現在でも無冠詞で単数の man、または複数形 men で「人、人間、人類」を表わしますが、man には「男性」の意味がありますので、 「人、人間」を表わす場合には a person (1人の人)、people, we (人々)、 a human (being) / humans, human beings (人間)、humankind, humanity (人類) のように man / men を避けるようになってきています。
また man の複数は men で -s のつく複数形とは異なりますね。ゲルマン祖語では man を複数形にするときに語尾に *-iz をつけて *mann-iz としましたが、i の音の影響で /æ/ の音が /e/ に変化してしまい、やがては語尾の -iz も消えてしまったのです。その結果、 man の複数形は men になりました。
この現象を「ウムラウト」と言います。他にも
foot – feet, tooth – teeth, food – feed, strong – strength, などが挙げられます。複数形になるとき、または名詞→動詞、形容詞→名詞のように別の品詞を作るときに、この音の変化が見られていますね。