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教室日誌

2026.4.21
カテゴリー: 教室だより

2026.4.21 #21 “uncle”

2026.4.21 #21 “uncle”

テレビの前でドジャーズ戦をかじりついて観ていると、やるべきことがまったく手につかずに困ります(^_^;)

 

時間が溶ける〜

 

子どもたちに「毎日英語やろうね」と言っている手前、自分もちゃんと毎日頑張っていることを示せるようにと、この「毎日教室だより」を始めたのです。

 

気がつくと、あっという間にレッスンの時間です。あら大変!

 

…と言うわけで、今日の「小学生と学ぶ英語の語源」第21回は “uncle” 「おじ」です。

 

今から800年くらい前の中英語期にフランス語から入ってきた言葉です。
それよりも前の古英語には、英語本来の言葉で eɑ̄m「母方のおじ」 fæderɑ「父方のおじ」と2つの単語がありましたが、フランス語からきた uncle によって、英語でも uncle に統一されました。

 

この uncle は、ラテン語で「母の兄弟」を意味する語に由来し、さらにその前の印欧祖語 *awo-(父親以外の男性親族)からきています。

 

uncle で有名なのは Uncle Sam ですかね。
小中学生では知らない人がほとんどだと思いますが、United States と頭文字が同じことから、「アメリカ合衆国政府を擬人化したキャラクター」です。(↓こんなヤツ)

また、図書館で “Uncle Tom’s Cabin” 『アンクル・トムの小屋』を読んだことはありますか?ハリエット・ビーチャー・ストウが200年近く前(1852年)に書いた黒人奴隷制に反対する立場の本で、アメリカの南北戦争のきっかけとなったと言われる本です。

 

ところで、日本語では「母方のおじ」「父方のおじ」は区別しませんが、「父母の兄」は「伯父」、「父母の弟」は「叔父」と漢字を使い分けますよね。 英語では brother や sister も「兄・弟」「姉・妹」を別の単語で明確に区別しませんが、日本語では年齢による上下関係がはっきりしています。

 

これは文化的な背景による違いで、日本は儒教の考え方による影響によって「年上の人を敬う」ことを大切にしてきました。また家の中では、お父さん、お母さんが中心となり、弟や妹に対するお兄ちゃん、お姉ちゃんとしての役割がそれぞれあると思います。
一方の英語は、男女の性別による区別はつけても、年齢による上下はあまり関係ないようですね。

 

フランス語からきた uncle のおかげで、2つの「おじ」の単語を覚えなくて済んだのはラッキーだったかも!