Distance
先日、新聞を読んでいて、ふと同志社大学教授の記事に目が留まりました。
すっかり耳なじみになった「ソーシャルディスタンス」正しくはsocial distancingといい、新型コロナ感染の拡大防止のために人と人との間に広めに距離をとる言葉として使われています。
ですが、教授の話によれば、開けるべきなのは物理的距離であって、人間同士が社会的に疎遠になることではないので、「ソーシャル(社会的)」ではなく、「フィジカル(物理的)」にするべきだと。
数日後、車の運転中に前の車のナンバーが「八王子」でその隣に何やら黄色いステッカーが貼ってあり、信号待ちでよく見てみると、<愛知在住です>と書いてありました。
感染者が多い東京から来たと思われると何か言われたり、されたりするのでしょうか?わざわざ、ステッカーを貼らなければいけない生活。ぎすぎすした世の中になってしまったんだなと心が痛みました。ふと、斜め前の車に目をやると、「大宮」ナンバーの車、右折車線で待っている車は、なんと「鹿児島」ナンバーでした!
あ、お盆シーズンだ…と気が付き、改めてご先祖様はこのコロナウィルスに翻弄される私たちをどう見ているのだろうと思いをはせる一日でした。
本当に距離を置きたいのは人間と新型コロナウィルス、そのものですね。
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